料理を上達させるコツ④作りたい料理を作る
料理上手になるために必要なこととして、最も大事なことは作りたい料理を作ることです。自分が楽しめることが、何より継続のコツなのです。
料理本を買ったら1ページ目から進めるのではなく、自分が食べたい料理、家族や友達、恋人に食べてもらいたいと思う料理を作るようにするとなお楽しいですよ。自分が食べたくない料理や嫌いな料理を作るのは気分が高まりませんよね。
よって、レシピの中から自分が興味を持ったレシピを探して挑戦していくことをおすすめします。料理ができたら、自分だけでなく自分以外の人にも食べてもらうことで感想を聞けたり褒めてもらえたりするので、これからの料理を作る励みにもなるでしょう。
料理を上達させるコツ⑤味で覚える
よく母親やおばあちゃんが料理をしているのを見ると、調味料を適当に入れている姿を見かけませんか?計量スプーンやカップで計らずに、醤油ボトルを手に持ってさーっと回しかけて自分で味見をしているような光景を見た経験がある方もいらっしゃるでしょう。
適当に調味料を入れているように見えるのに、その料理を食べるととても美味しいのです。そのレシピを学びたいと思って母親やおばあちゃんに尋ねても「目分量かな」という答えが返ってくることも。
「砂糖が大さじ1で醤油が小さじ1で…」という答えを聞くことはできません。彼女達は長年の経験から調味料を毎回計量しなくても感覚や舌で味を覚えています。このように出来るようになるためには、レシピを覚えるのではなく味を覚えることが必要です。
例えば煮物を作る場合、まず砂糖で甘味をつけていきます。その際、砂糖だけを入れた状態だけの味を覚えなければいけません。まずはどれくらいの甘味が適量なのか、レシピ通りに計量した砂糖を入れて、その甘味を舌で覚えるのです。
そうすれば大さじ1はこれくらいの甘味があると舌が覚えます。このようにレシピの分量を暗記するのではなく、料理をしながら自分で味見をして、その味を覚えていくことが上手になるコツです。
料理を上達させるコツ⑥3日分の献立を考えてみる
毎日の料理の献立を考えるのはかなり大変な作業。よく主婦の方が「今日は何にしようかな?」と言いながらレシピ本を見たり、「何が食べたい?」と家族に尋ねることがあります。これは、それくらい毎日の献立を考えるのが大変だということの証拠です。
料理が上手になるということは単に味付けが上手になるということだけではありません。料理は買い物からスタートして調理、盛り付け、片付けまでの工程があります。
買い物も料理上手な人は効率よく、経済的に食材を購入します。料理上手になるためには食材も無駄なく使い切れるようにならなければなりません。
そこで、料理を始める時にはまず3日分の献立を考えてみましょう。どうすればきちんと食材を使い切れるか考える必要があるため、初めは献立ができるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、この作業を毎回行っていくことで食材の使い回しの仕方の方法がわかるようになってきます。3日間できちんと食材を使い切れるように練習をしてみましょう。
料理を上達させるコツ⑦イヤイヤ作らない
料理が上手くなる方法の7つ目はイヤイヤ料理をしないこと。料理には愛情が必要だとよく言われますが、これは意外と本当です。料理の資格を持っている人でもイヤイヤ料理をすると失敗したり、美味しくなかったりするものです。
「今日は料理するのが面倒くさいなぁ。」と思う日に無理に手作り料理を作っても、何かと失敗してしまうことが多いもの。「美味しく作ろう!「料理するのが楽しいなぁ」と思って料理をしていると、不思議と美味しい料理が作れるのです。
料理の資格を持った人が作った料理は料理初心者が作ったものよりも手が込んでいるかもしれませんが、初心者の人でも丁寧に愛情を込めて作った料理は食べる人にもそれが伝わるので美味しいと言ってくれるはずです。