せっかくパーマをかけたのに翌日にとれたり、もちが悪かったりした経験はありませんか?実はパーマはかけ直しをすることができます。今回はパーマのかけ直しの期間や料金、そしてすぐにとれてしまう原因も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
パーマがすぐとれたらどうすればいいの?
ヘアスタイルを変えようとパーマをかけたのに、数日でとれたらどうすればいいのでしょうか?もう一度美容院へ行ってお金を払ってかけ直してもらう必要があるのでしょうか?それとも料金は必要ないのでしょうか?
パーマがすぐにとれるなんて自分の髪質が原因なのか、時期の問題なのか、美容師さんのミスなのか、それも自分では判断できませんよね。今回はパーマがすぐにとれたらどうすべきなのか解説をしていきます。
【パーマのかけ直し】パーマがとれる時期は?
パーマをかけてもいつかとれてしまうのは仕方ありません。ただ、パーマの種類や薬剤によってとれる時期は異なります。
まず、一般的なパーマがとれる時期は1ヶ月半から3ヶ月以内、デジタルパーマは3ヶ月以内、そして縮毛矯正なら半年程度です。パーマは意外と早くとれてしまうようですよね。それではパーマがとれる原因について具体的に見ていきましょう。
【パーマのかけ直し】とれる原因①髪質
パーマがとれる原因の1つ目は髪質です。人それぞれ髪質は異なります。髪が太い人、細い人、直毛の人、クセがある人など色々ですが、その中でとれる時期が早くなってしまう髪質は直毛の人、健康な髪の人、髪が細い人、柔らかい人です。
髪の内部構造に問題があるため、パーマをかけても翌日や1週間経たずにとれてしまう方もいます。これとは反対にパーマがかかりやすい、もちがいい人は少し髪にダメージがある方、くせ毛の方なんです。
【パーマのかけ直し】とれる原因②日常のケアの仕方
パーマが翌日にとれるということ以外で、1ヶ月はもたないという方は日常のケアのを間違っている可能性が高いです。例えばシャンプーやドライヤーの仕方を見直すことも必要なケースが多いです。
シャンプーの仕方
まずシャンプーですが、パーマをかけた当日にシャンプーをするのは控えること。夏で汗をかいて気持ち悪い時はお湯で流すようにしてシャンプーは翌日からすることが重要です。
また、毎日のシャンプーもシャンプー液で髪をゴシゴシと洗っていると、ヘアスタイルが崩れやすく、パーマがとれやすくなります。シャンプーはしっかり泡立てたら髪の毛ではなく頭皮をゆっくりマッサージするように洗っていきます。
髪の毛は最後に軽く揉み込むようにして洗うことで汚れはとれるので、強く洗わないようにしましょう。また、シャンプーも髪に優しい商品を選ぶことが大切です。特にドラッグストアで売られている安価なシャンプーは洗浄力が強いです。
美容師さんの話によれば、まるで食器洗い用の洗剤と同等の洗浄力がある商品もあるとのことです。できればパーマをかけた後は美容師さんに相談してどのシャンプーを使えばいいかアドバイスを求めた方がいいでしょう。
ドライヤーの仕方
髪の乾かし方の間違いも重要です。髪を洗った後、そのままドライヤーで乾かす、手で髪を引っ張るように乾かす、髪の毛先の方ばかり乾かすなど、これらはどれもパーマがとれやすくなるドライヤーのかけ方です。
では正しい方法を紹介します。手順を守って髪を乾かしていくことが重要です。
①まずはタオルドライをして髪の水分をある程度とる。
②ドライヤーの熱のダメージを軽減するトリートメントをつける。
③根元を中心に髪の内部から乾かす。
④毛先は揉み込むように乾かす。
⑤ヘアスタイルを整える。
タオルドライをすることでドライヤーを使う時間を減らすことができます。また、トリートメントをつけることでパーマのヘアスタイルをキープしたりダメージを軽減することができます。
髪は丁寧に乾かさないとヘアスタイルの崩れにも繋がります。パーマはデリケートなヘアスタイルのため、乾かし方には注意するようにしましょう。
スタイリングの仕方
パーマをよく出すスタイルにとって、特に重要なのはスタイリング剤です。ただドライヤーで乾かしただけでは、パーマはうまく表現できません。取れてきたかな…?と思っていてもスタイリング剤で意外とパーマが復活した、なんてこともあります。
パーマスタイルにおすすめのスタイリング剤は、ムースタイプかオイルタイプです。ヘアセットする場合、半乾きの髪の毛にスタイリング剤を付けましょう。髪の毛に水分を含むことによってパーマは復活します。
スタイリング剤を使うことによって、髪の毛に艶と潤いも与え、見た目も綺麗です。
【パーマのかけ直し】とれる原因③美容師さんのミス
3つ目の原因は美容師さんの施術ミスです。パーマが上手な美容師さんとそうでない美容師さんがいるのが現状です。パーマは技術が必要であるため、苦手な人や新人で経験が浅い人が行うとどうしてもうまくいかないこともあります。
よくあるミスが、薬剤の選定がお客さんの髪質と合っていなかった、パーマロッドの選択を間違ってしまうことです。また、薬剤をつけてからの放置時間のミスなども挙げられます。
このようなミスがあるとパーマをかけたのに翌日にとれたり、1ヶ月以内にとれたり、逆のケースでは髪がチリチリになったりすることもあるのです。美容師さんはプロなのにミスなんて許されないと思われるかもしれませんが、実際は結構あるようです。
【パーマのかけ直し】なんて電話すればいいの?
では、実際パーマが翌日にとれたり1週間以内にとれたりした場合はどうすればいいのでしょうか?それは泣き寝入りしないで、すぐに美容院へ連絡をすることです。
伝え方は「もしもし、〇〇(自分の名前)ですが、この間かけたパーマがとれてしまったのでかけ直しをしてもらうことはできますか?」と伝えるといいでしょう。またパーマがとれた時期も明確にしておきましょう。
決して文句を言うような言い方をしないで丁寧に対応することが必要です。美容院側もわざとパーマがすぐにとれるように施術したわけではありません。クレーマーにならないように現在の状況を正確に伝えることを心がけましょう。
その際、美容院へ行った日付や担当の美容師さんの名前を覚えていれば伝えましょう。するとスタッフから今のパーマの状態を尋ねられたり、かけ直しが可能な場合はもう一度来店が可能かどうかも聞かれることもあります。
このような質問内容も想定をして自分の予定を見直しておくと話がスムーズに進みます。