◆効率のために結婚相談所を利用する
ある時、「普通の男がマッチングアプリから結婚相談所に乗り換えたらモテた」という投稿を見ます。武志さんは1年でデートする女性も増え、自信がついていました。結婚相談所ならば、ライバルは弱そうだしマッチングアプリで彼女を作るより余裕そうに思えたといいます。
ナンパコンサルの教えに従いヒゲ脱毛にも挑戦し、髪型も変えました。
某大手結婚相談所の無料説明会に行ったときは「おしゃれで素敵だからすぐご結婚決まると思いますよ」と言われたそうで、そのまま入会を申し込みました。
数十人の女性から申し込みがあったそうで、担当者からも「すっごく人気」と言われました。お見合い場所は結婚相談所が決めてくれるし、マッチングアプリのように写真と別人の女性がくることもなく「もっと早く乗り換えればよかった」と思ったほどでした。
◆2回目デートをすると、ほぼ全員から断られる
しかし、うまくいっている気がしたのは最初だけ。交際成立（結婚相談所はお見合い後に2回目に会ってもいいよとお互いが意思表示したことを仮交際と呼ぶ。付き合っているわけではない）しても、2回目デートをするとほぼ全女性から断られました。
結婚相談所の人に理由を聞いても「価値観の違いだそうです」としか言われません。そこで私のところへご相談にやってきました。
武志さんのLINEを見せていただいたのですが、はっきり言って馴れ馴れしいのです。
一例をご紹介します。これは、まだ1回会って2回目デートの約束をした程度の関係である女性とのLINEです。
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女性「おはようございます。昨日は返信できずすいません。寝てました」
武志「おはよう。寝ちゃうなんて疲れてないですかー？ 集合場所はパルコ前でいい？」
女性「パルコ前で大丈夫です。映画のチケット予約しておきましょうか？」
武志「ありがとう。できる子だね」
