京都・美濃与のきなこ、
本蕨粉入りのわらび餅を使う。
黒糖も、沖縄波照間島産の高純度の素材だ。国産素材を厳選したこれらの原料で、美味しさを届けているという。
その黒糖を使った黒蜜は、自家製で丹精込めて作り上げているそう。黒糖は、大きな鍋でゆっくりとじっくりと溶かし煮ていくのでえぐみが出ない。溶かした後には、減温しつつ1日寝かせるため角の取れたマイルドな味わいに。サトウキビ本来の爽やかな香りとキレのよい甘さ、かすかな酸味が味わえる黒蜜となっている。
地域に根ざしたお菓子を文化とともに
中尾清月堂は、1870年に金沢で創業後、富山県高岡市に移転。約150年間この地に根ざし、現在は富山県内に4つの店舗を構える。
長い歴史の中で、加賀藩ゆかりの歴史風土で育まれてきた人生の節目や節句を彩る豊かなお菓子の文化を伝えてきた。
看板商品のどら焼き「清月」をはじめ、季節のおやつなどを作っている。
パフェを販売する高岡本店は、製造工場併設の店舗。毎日製造するお菓子の甘い香りが漂う。
パフェは、高岡店本店にて店頭にて販売中。店頭では、11:00~16:00の間店内のイートインにて楽しめる。
中尾清月堂高岡本店で楽しめる実演販売限定のソフトクリーム「ひみつの黒蜜 やわらか」をチェックしてみては。
■中尾清月堂高岡本店/本社・工場
住所:富山県高岡市宮田町2-1
営業時間:8:00~19:00
定休日:水曜日
中尾清月堂公式サイト:https://nakaoseigetsudou.jp/
(西原愛華)