常備してあるツナ缶で簡単!ゴーヤチャンプルー
夏野菜といえば、『夏野菜の王様』と言われているゴーヤもその一つ。今回は、ゴーヤの代表的なお料理『ゴーヤチャンプルー』を、常備してあるツナ缶で、お手軽に作るレシピをご紹介します。
ゴーヤは、沖縄で呼ばれている名称ですが、ニガウリが正式名称です。代表料理に、沖縄の郷土料理の『ゴーヤチャンプルー』があり、沖縄では古くから親しまれているお料理です。
栄養たっぷりで、沖縄に長寿の人が多いのは、ゴーヤを食べているからという仮説もあるくらい。ゴーヤ 100g中のビタミンCの含有量は、トマトの約5倍もあり、加熱してもほとんど減らないという特徴を持っています。
ビタミンCは、肌を若々しく保ったり、ウイルスなどから体を守ったり、血管や筋肉を丈夫に保ったりなどと、長寿には欠かせない栄養素ですが、生では摂取する量が少なくなってしまいます。が、加熱調理しても減らないのは、大きな特徴といえます。
もう一つの特徴的な モモデルシンという苦味成分は、抗酸化作用を持つサポニン類の一種。コレステロールや老廃物を排出する効果が期待されています。苦味には栄養がありますが、食べにくい特徴でもあります。
表面の凸凹が大きく、緑色の薄いものは苦味が少ない傾向にありますので、ゴーヤを選ぶ際の参考にして下さいね。
今回ご紹介するゴーヤチャンプルーは、ツナ缶を汁ごと丸ごと使用します。そのまま使えてお手軽な上に、ツナの旨味をたっぷり吸収した汁を使うことで、ツナ缶だけで味が決まります。
常備してあるツナ缶で簡単!ゴーヤチャンプルーの材料(2人分)
ゴーヤ 1本
島豆腐 1丁(手に入らない時は、しっかり水切りした木綿豆腐を使用して下さい)
ツナ缶(小70g) 1缶
卵 2個
塩(ゴーヤ 苦味抜き用) 小さじ1杯
胡麻油 大さじ1杯
醤油 小さじ2杯
鰹節 1袋(2.5g)
常備してあるツナ缶で簡単!ゴーヤチャンプルーの作り方
① ゴーヤは縦半分にカットして、スプーンなどで種とわたを取り除き、5mmの厚さにカットしてボウルに入れ、塩をまぶしてしばらくおき、水分が浮いてきたら水で洗い流します。