赤リップならバームタイプ
●解決方法:赤リップなら程よいツヤも与えてくれるバームタイプ

赤リップを選ぶのであれば、ツヤも与えてくれるティントやバームタイプがオススメです。バームタイプはシアーな発色のものが多いので色味を調整しやすい上に、保湿もしてくれるので縦じわ予防にもなります。

◆3. リップライナーで輪郭くっきり

年齢とともに唇の輪郭がぼやけてくるため輪郭をはっきり、くっきりさせようとリップライナーで囲んでからリップを塗るのも要注意。きちんとした印象は出ますが、昭和感も避けられません。加えて、リップとライナーの色を合わせないと、いかにも“囲んでいます感”が出てしまいます。

リップライナーで輪郭くっきりは避ける
●解決方法:ライナーではなくコンシーラーを活用

唇の輪郭をはっきりさせるのであれば、リップライナーよりもコンシーラーを。唇の周りのくすみも消してくれるし、リップを塗ると輪郭がくっきり、メリハリも出て立体感も出るのでオススメです。

◆テカテカグロスも要注意! ツヤもありすぎると下品な印象に

テカテカグロスも要注意
ツヤが必要だからと、グロスが欠かせないという人も要注意。グロスの付けすぎは、かえって下品に見せてしまうことがあります。

ツヤのあるプルっとした口元に仕上げたいのであれば、唇全体ではなく中央部分にのみにグロスをのせると良いでしょう。ツヤだけでなく自然な立体感も演出できて一石二鳥です。

◆“疲れてる?”と聞かれることが増えていませんか

選ぶ色や塗り方をちょっと変えるだけで、古臭い印象の昭和メイクをアップデートすることは可能。最近、“疲れてる?”と聞かれることが増えた人や、鏡を見て自分のメイクに違和感を覚えている人は、リップメイクを見直しているのもいいかもしれません。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】

美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。