「立科エリアリレーションプロジェクト」の活動として、今回、立科町内の2つの空き物件を対象とした拠点整備を行う。

一つは商店街の「空き店舗」を活用した地域複合交流拠点「アツマルセンター立科」。ここには、町の中心地での滞在体験を促すための宿泊施設と、地域の新たな担い手創出のためのシェアキッチン、地元の人々に向けた書店や物販、そして町外からの出張出店を迎えるポップアップショップという機能が入る。町内の事業者である三矢工業と共同でのプロジェクトとなる。

そしてもう一つは、町内で最も増加している「空き家」を活用した泊まれるカフェ「bake&soup yum-yum」の整備。空き家の活用促進の一貫として、賃貸空き家の事業活用のモデルケースになることを目指し、宿泊機能付きのカフェとして整備する。こちらは地域おこし協力隊の活動から実店舗に発展したプロジェクトになる。

この2つの空き物件活用を同時に行うことで、立科町における面的な地域拠点づくりを促進していくことを目指しており、その整備資金の調達としてクラウドファンディングを行うこととなった。

クラウドファンディングのリターン・特典



クラウドファンディング支援者には、「アツマルセンター立科」のオリジナルグッズのほか、シェアキッチンやポップアップスペースの利用券、施設で使える買い物チケットや立科町の特産品の詰め合わせなどを用意している。


立科町に行くことが難しい人にも、興味があるものの訪れるきっかけがなかった人にも、立科町周辺に縁がある人にも関わってもらいやすいメニューを揃えている。


T.A.R.P代表の永田賢一郎氏は、「今回のクラウドファンディングは立科町エリアリレーションプロジェクトを今後展開していくにあたり、重要な一歩となります。まだまだ知名度も低く、初めて立科町の存在を知った方も多いかと思いますが、非常に可能性に満ちた地域だと感じてます。一人でも多くの方の目に留まり、立科町のことを知って頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。