幅広いラインアップで視聴者を楽しませている2024年7月期の夏ドラマ。中には気になって見始めたものの「思ってたのと違った」「オンタイムで見るほどではないかも……」などの理由で“脱落”してしまった作品もあるのでは?
そこで、「サイゾーウーマン」ではゴールデン・プライム帯に放送中の連ドラ(テレビ東京系を除く民放4局)を対象に、第1話と第4話の平均個人視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を比較。下落率が高い順にランキング形式で紹介する。
目次
・脱落率トップは小芝風花『GO HOME』
・『マル秘の密子さん』は44%減
・『海のはじまり』は唯一減少なし
・夏ドラマ「脱落率」ランキング
小芝風花主演『GO HOME』、視聴率が半分に……
残念ながら1位となったのは、小芝風花主演『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系、土曜午後9時)。下落率は49%だった。
同作は、大ヒットした日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の共同脚本家の1人で、2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の脚本も手掛ける大御所・八津弘幸氏がメインで担当するオリジナルミステリー。
キャストも小芝、大島優子、戸次重幸、高島礼子、吉田鋼太郎と実力派ぞろいとあり、初回は個人4.7%(世帯8.4%)と好調だったがみるみる減少、第4話では2.4%(世帯4.6%)まで落ち込んでしまった。
身元不明の御遺体を特定して関係者のもとへ帰す「警視庁身元不明人相談室」の活動を描く同作だが、ネット上では「いろいろなパターンがあって面白い」「毎回考えさせられるし、演技もみんな上手」と好意的な声も多い。
一方、「『アンナチュラル』(TBS)や『監察医 朝顔』(フジテレビ系)みたいのを期待してたのに、登場人物のノリが軽すぎてなんか違った」といった声もあり、演出が賛否を呼んでいるようだ。