◆孫娘の「絵本を読んで」とのお願いも拒否
このときも姑による嫁いびりは全開。ちょうどお昼時だったので空腹を訴える姑にも食事を出したら、なんと1口も手をつけずに台所の三角コーナーに捨てられてしまいます。
「義実家で過去に同じ目に遭ったことはありますが、まさかウチでもやるとは思いませんでした。主人が居なかったのをいいことに私へのいびり口撃は舌好調。ただ、結婚して10数年経ち、私も聞き流すスキルを身につけていましたからこの程度であれば我慢することはできました」
途中、部活の練習から息子さんが帰ってきましたが姑を見るなり、挨拶だけしてすぐに自分の部屋へ。それを見て、「愛想がないわね。まったく誰に似たのやら」と孫に対しても嫌味を吐きまくるのです。
それも適当にスルーしていましたが、この日は朝からお腹の調子があまりよくなかった磯原さん。お手洗いに向かおうと席を立ちます。
「娘とお義母さんを2人きりにするのは不安でしたが、『娘のことを頼みますね』とお願いしました。ですが、恐れていたことが起きてしまったんです」
娘さんは絵本大好きっ子で、おばあちゃんに読んでもらおうとしましたが、姑はこれを拒否。それでも負けずにおねだりをし続けたそうですが、姑はイラッとしたのか本を奪って壁にぶん投げてしまいます。
ありえない行動に娘さんも大泣き。すると、泣き声を聞いて自分の部屋にいた息子さんがリビングにかけつけます。
「娘から『絵本読んでってお願いしたら……本を投げられたの』と聞いて、お義母さんに『謝れよ!』と迫ったそうです。それでも謝るどころか逆切れし、息子の頬を何度も平手打ちしたというんです」