■ニュースを見て、母から言われ…

停電や断水時、自分を救う「あるもの」持っている人は約3割 これはマジで考えて…
(画像=『fumumu』より引用)

編集部が話を聞いた30代女性は、「まさに、台風19号のニュースを見て非常用簡易トイレをすぐ購入しました。災害時にゴミ収集が来るかも分からないので、ちょっと値は張りましたが、より消臭効果に優れた商品を選びました」とコメント。

また別の女性は、「防災対策をしっかりとしている母に、買っておいたほうが良いよと言われたのがきっかけです。以前、夜中の断水でトイレに困ったので、もしものときのために用意しておくのは大切だと思いました」と話し、実際に写真の商品を購入したといいます。

■“浴槽に溜めた水で流す”はNGな場合も

また、編集部の取材に応じた50代女性は、「災害時に水が使えなくなると知って、数年前から準備しています」とコメント。

「以前は、浴槽に水を溜めておいて、いざというときにそれを使おうと思っていました。しかし、マンションの場合は溜めた水が地震の揺れで溢れ、階下の部屋に被害をもたらすことがあるし、そもそもトイレが使用不能になる(流せなくなる)可能性があると知り、自分の知識が古くなっていたことにびっくりしました」と、防災情報を集める上で気づきがあったそう。

「そこで、家のトイレが全く使えなくなることを想定して数日間分の携帯トイレを購入した次第です」と語っていました。

非常食や飲料水、電池などの用意はできていても、意外と見落としがちなのが「トイレ」。用意していないかたは、この機会に用意することを強くお勧めします。

■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

提供・fumumu