◆マタニティフォトは“大きなお腹”を記念に残すもの

マタニティフォト
※イメージです(以下、同じ)
 妊娠期間という限られた時期の女性や、その家族の姿を記念に残すために撮影するマタニティフォト。

 一般的にはお腹が目立ってくる妊娠7~9か月の頃に撮影するのがベストと言われており、夫婦揃って撮るパターンや、すでに子どもがいる家庭では家族写真のような形で撮影をする人もいます。

 大きくなったお腹がわかるように撮影するので、衣装は一般的にお腹を露わにするブラトップやチューブトップであったり、タイトなマタニティドレスなどを着用することが多いため、露出度がやや高くなったり、体のラインが強調される特徴があります。妊婦さんのお腹の上に絵をペイントしたり、お腹の赤ちゃんへのメッセージを描く「ベリーペイント」というアートを施した姿での写真も少なくありません。

 アンケートの回答を見てみると「撮影は個人の自由だが」とした上で、「無事に出産するまで何があるかわからないのでそのような写真は見たいと思わない」(30代女性)という声も聞こえました。また、大きいお腹を露わにした撮影のため「女性は、冷え性の人が多いのに、おなか冷やして大丈夫なのかな?って思う」(40代女性)と妊婦の体調を心配する声も。

 妊婦の体調に配慮して撮影を行っているとはいえ、見ていてハラハラしてしまう人もいるようです。