◆一人息子の結婚、初孫の誕生にすら全く関心を示さない義両親
「入籍前、両家顔合わせの際に、義両親から『まさか太一なんかが結婚できるとは思っていなかった』『こんなやつのどこがよかったの?』などと、口々に言われたんです。それも、冗談ではなくて、本気で馬鹿にしている口調でした。いい気持ちはしなかったですね。前々から、太一に『自分は一人っ子なのに出来が悪いから、両親から嫌われている』とは聞いていましたが、ここまで露骨なものなのかとびっくりしました」
結婚してから約一年で遥さんは妊娠。安定期に入ってからすぐに義両親に報告しましたが、おめでとうの一言もなかったそうです。
「出産後も、『今ほかの親戚が出産したばかりだから、そっちに構っていられない』と言われて。義両親にとっては初孫ですが、出産祝いのお金もプレゼントも、一切ありませんでした。本来なら無事に子どもが産まれたことを喜んでいたいはずなのに、『俺の親が失礼でごめん』と謝り出した夫がかわいそうでしたね……。
出産から数ヶ月後、『うちはお金がなくて何もしてあげられないから、そっちの親御さんに助けてもらって』とだけ、太一に義両親から電話があったようです。そう言いながらも、『旅行してきました!』などと、旅行先の画像つきで義母から私たちにLINEが送られてことはたびたびありましたけどね」
「私たちに」かけられるお金はない、ということだろうからと、義両親のことはまったくあてにせずに生活していた遥さんたち。しかし今年、せっかくの晴れの舞台で大きなトラブルが起きてしまったと言います。