そんなキャサリン妃は公務中、右手の薬指に婚約指輪として皇太子からもらったダイアナ元妃のダイヤモンドとサファイヤの指輪に、ウェルシュゴールドの結婚指輪を重ねてつけることが多い。近年はダイヤモンドのエタニティリングも加わり、3つの指輪をはめているが、今回の動画では婚約指輪をはめていないことも話題に。

 今回確認できたのは、結婚指輪とエタニティリング、そして初お披露目となる指輪1〜2つ。その一つは皇太子が妃と交際している時期に贈った、2人の誕生石が埋め込まれたいわゆるプロミスリングではないかと米「People」は報道している。

 しかし、皇太子が妃に贈ったプロミスリングはパールとガーネットであり、今回はサファイアのような色の宝石が埋め込まれていることから、「普段使いの指輪だろう」という説がネット上では有力のようだ。

ウィリアム皇太子が「ワイルド!」と話題さらう

 一方、チームGBのユニフォームを着こなして動画に登場したウィリアム皇太子も、日焼けした顔に髭を伸ばしており「ワイルド!」だとネット上の話題をさらった。皇太子は2008年に一瞬だけ髭を伸ばしていた時期があったが、エリザベス女王に激怒され、以来、髭はきれいに剃り続けてきた。

 ヘンリー王子とは対照的なクリーンなイメージが定着している皇太子だが、王子は自伝本『Spare』で、「女王から髭を伸ばしたままで結婚式を挙げてよいと許可をもらったのに、ウィリアムは猛反対した。自分は許されなかったのだから、お前も髭は剃れというのだ」と暴露。兄も本当は伸ばしたいのに、許可されなかったから「弟のお前も剃れ!」としつこく言われ続けたとつづっていた。

 今回は休暇中であることから、皇太子は髭を剃らずに動画撮影に望んだと見られており、ファンからは「妃をしっかり守れるような強いイメージ!」だと好意的な声が上がっている。

 白髪のリタッチをしない薄化粧のキャサリン妃と、髭を伸ばした休暇中のファミリーマンという風貌のウィリアム皇太子から、チームGBと同じくらい励まされたという意見も少なくない。