黒髪は素敵だけれでも、黒髪ってどうしても重たい印象になりますよね。また、冬は服も暗くなりがちなので黒髪は避けてしまいがちです。しかし、現在は黒だけど透明感があるアッシュブラックが注目されています。今回はアッシュブラックの魅力について解説したいと思います。

黒髪にしてみたいけれど

黒髪はアッシュブラックにしよう!重い黒髪はやめて透明感抜群に!
(画像=unsplash.com/photos/Nxu2OhFMp1Q、『lovely』より引用)

一昔前は茶髪が流行していた時もありました。今でも茶色は人気の色ではありますが、最近は黒髪にする人も増えてきました。

しかし、黒髪は幼く見えたり重い印象を与えてしまいます。自分でカラーリングしたら漆黒の黒になってみんなから「その髪どうしたの?」と言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。

現在は黒髪だけれどどこか透明感があり重たい感じがしないアッシュブラックというカラーがあります。ではこのアッシュブラックの魅力について説明をしたいと思います。

アッシュブラックってどんな髪色?

まず「アッシュ」とはどのような意味なのか説明します。

アッシュは英語で「ash」と書き「灰色」のことです。ではアッシュは灰色なのかと思われがちですが、実際美容院のカラーは灰色というよりは青系または青紫系の色に近くなります。

日本人の髪色は赤系になるため、その赤色を消すために青系のカラーを入れて最終的に灰色にするようです。

それにブラックを加えたのものがアッシュブラックとなり黒髪だけれども黒が強調されすぎていない、そして透明感があるというのが特徴になります。

ブリーチなしでもいい?

「アッシュブラックはブリーチなしでも大丈夫ですか?」この質問に答えてみたいと思います。アッシュ系のカラーをする場合は、ブリーチをすることが大半です。それはブリーチなしだと色がうまく入らないからです。

もともとアッシュ系は人気のカラーですが、実は思ったような「アッシュカラーにならなかった」という方も少なくありません。

それは基礎となる髪の色が十分明るくなかったため、アッシュカラーが思ったように出てこなかったことが考えられます。

ではアッシュブラックはどうでしょうか?

アッシュブラックはダークカラーなので結論から言うとブリーチなしでも対応できます。 ブリーチなしでも十分アッシュブラックのカラーを楽しむことができます。

ただ、希望すればブリーチをしても問題ありません。ブリーチをするメリットは一度明るくしてからダーク色を入れていくため、ブリーチなしに比べるとより透明感が出ます。

しかし、ブリーチをすると当然髪はダメージを受けるのでブリーチなしの方がいいかもしれませんね。

ブリーチにはデメリットも

ブリーチには、髪の毛の痛みが激しくなるというデメリットがあります。ブリーチにすると確かに素敵な髪色になりますよね。

しかし、色落ちが早かったり、色落ちしたときに髪の毛がパサパサになったり切れやすくなったりするというデメリットもあるのですよ。

色落ちは?

せっかく綺麗に染まったアッシュブラックなのにすぐに色落ちしてしまっては悲しいですよね。

カラーなので色落ちすることは仕方がないことで、人によってその色落ち具合は異なります。3ヶ月くらいで色落ちてしまう人もいれば半年以上経過しても色落ちなく保っている方もいます。

しかしアッシュブラックは他のカラーと違って日本人の髪色に近いカラーであるため色落ちをしてもあまり気になりにくい特徴があります。よって、あからさまに頭がプリン状態になるようなことはあまりなさそうです。

シャンプーの仕方に気をつける

色落ちをできるだけ防ぐためには日頃のヘアケアに注意することが必要です。一番の色落ちの原因はシャンプーです。シャンプーは毎日行っている方も多いので、シャンプーの仕方を少し気をつけるだけで色落ちも防げます。

ポイントは髪をシャンプー剤を使ってあまり洗わないようにすることです。髪の汚れはお湯でも十分に落ちるので、シャンプーはしっかり泡立てて頭皮を中心につけて洗うようにすることが大事です。

市販のものはある?

美容院でカラーをすると5千円から1万円程度の費用がかかるので、できれば手軽に自分でカラーをしたいと思われる方もいますよね。

アッシュブラックというネーミングの市販のカラー剤はまだあまり販売されていないのが現状のようです。ただ、アッシュブラックに近い商品は出ているようです。

もし、絶対アッシュブラックにしたいという場合は美容院でカラーリングしてもらった方がいいと思います。

会社や学校、就活にもOK!

アッシュブラックが人気になっているのは黒髪でも透明感があること以外に、実はカラーが禁止、またはあまり認められていない状況の方達でもできるカラーだからです。

例えば、就活生を例に挙げてみます。就活までは明るめのカラーだったけれど就活のために黒染めする人もいます。しかし、黒戻しにすると黒マジックで塗ったような黒になりかなり不自然な色になりがちです。

面接官にも「黒染めしてきたな」と思われてしまい就活のために取り繕ってきた感じが抜けなくなります。

その点、アッシュブラックは黒だけれども柔らかく、透明感があるため不自然さが出てきません。まるで元来の地毛のように馴染むのでカラーをしていると気づかれにくいのです。

よって、カラーが禁止されている学校や会社などでも指摘されにくいメリットがあります。