◆娘の交友関係も把握したい、心配性ママ今回、エピソードを教えてくれたのは真鍋ゆかりさん(仮名・48歳)。真鍋さんには鈴木さん(仮名)というママ友がいたそうです。
「鈴木さんは、もともと心配性な面があって、子どもの友人関係まで常に把握していたいような人でした。子どもの年齢も一緒で、近所に住んでいたので、よく話をしていましたが、幼稚園時代から娘の友人関係を常にリサーチし“〇〇ちゃんと仲良くしなさい”などと口を出す部分があったんですよね。幼稚園は別の園だったので、程よい距離感で付き合えたのですが、小学校は一緒になってしまって……」
真鍋さんの予想通り、めんどくさい出来事が次から次へと起きたと言います。
◆一緒に登校してあげて、事前の根回しに驚愕
入学早々、鈴木さんから連絡があったと真鍋さん。
真鍋さんの息子と鈴木さんの娘、近所の同級生数人と一緒に登校させたいと持ち掛けられました。
小学校は徒歩ですぐの場所。
整備された住宅地で見通しも良く、安全面では問題ないため登校班は設けてない。
しかし、娘がひとりぼっちであることを嫌う鈴木さんは、近所に同級生の女の子がおらず、それでもどうにか誰かと一緒に登校させたいと思い、真鍋さんに声をかけたそう。
「小学校は目と鼻の先なので、誰かと待ちあわせる必要もないと思っていましたが、そういうならと、近所の幼馴染の男の子にも声をかけて、3人で登校させることにしました」
いざ入学して通学が始まり、待ち合わせをして登校が始まりました。
始めの数日は真鍋さんも学校に向かう子どもたちを見送っていましたが、すぐに慣れたようだったので玄関から送り出すようになったと言います。
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