高山植物を楽しみながらハイキングができる「千畳敷カール」や、マイナスイオンたっぷりの「白糸の滝」、絶景ブランコがある「白馬岩岳マウンテンリゾート」など、涼を求めて訪れたい、夏の長野観光におすすめの涼しいスポットをご紹介します。
1.千畳敷カール
日本最高所にあるロープウェイの駅・千畳敷駅からすぐの、標高2,931mの宝剣岳直下に広がる景勝地。畳1,000枚を敷いた広さがあることからつけられた名称で、今から約2万年前、ゆったりとした氷河の流れによって浸食され、形成されたカール(半円形の窪地)です。
周囲には遊歩道が整備されており、一周40分ほどのハイキングを楽しめます。夏には可憐な高山植物のお花畑(7月下旬〜9月上旬)が広がり、絶景が楽しめます。
千畳敷カールの気温は、夏真の8月でも最高気温が20℃くらいの涼しさ。むしろ寒い場合もありますので、上着などトレッキングに必要な装備は準備するようにしましょう。
2.大王わさび農場
広さ15万㎡、東京ドーム11個分もの広大な敷地に広がる、日本最大規模のわさび農場。農場内には、わさび田のほか、パワースポット「大王神社」や、わさび漬けづくりが体験できる工房、わさびグルメが味わえるレストランなど、さまざまな施設が揃います。
黒澤明監督の映画『夢』が撮影された蓼川周辺は水車がまわり、とっても涼しげ。のどかな風景が広がります。またクリアボートに乗って蓼川を下るアトラクションもおすすめです。
3.白糸の滝
岩肌から湧き出る地下水を利用してつくられた人工の滝。高さ3m、幅70mにわたり、白い絹糸のような滝が帯状に流れる様子はとても美しく、訪れる人をうっとりさせます。
新緑の季節はより一層美しさを増し、また夏には幻想的なプロジェクションマッピング「軽井沢・白糸の滝ライトアップイリュージョン」が開催され、人気を集めています。