子ども(男の子・女の子)の名づけって、ママやパパ、ひいてはおじいちゃん、おばあちゃんにとっても一大イベントですよね。名前は、その子が一生ともにあるものです。この記事では、名づけのやり方で押さえておきたいポイント、名づけで絶対にしてはいけないことをまとめました♪
名づけのポイント1:我が子への思いを込める
大切な我が子がどんな人間になってほしいか、どんな人生を歩んで行ってほしいかといったようなことから名前を決める方法です。一番オーソドックスな方法かもしれません。
例として、幸せになってほしいなら「幸せ」の字を「ゆき」と読んで、ひらがなで「ゆき」ちゃん。勇気ある子に育ってほしいから「勇斗」くんなどです。
渚心(なぎさ):凪の風の時は海がおだやかでよく魚が釣れるそうです。一生食べ物に困らないように。そして凪の風のようにおだやかな心を持つ女の子に育って欲しいとつけました。(20代女性)
咲良(さくら):どんな道に行っても、きれいに咲けるように。(30代女性)
名づけのポイント2:呼びたい愛称から決める
「はーちゃん」と呼びたいから、晴翔くん、春奈ちゃん、晴彦くんといったように、愛称から名前を決めていく方法です。
他の方法とミックスしても使えます。穏やかな子になってほしい…豊と潤、ゆーくんって呼びたいから豊にしよう、といった具合です。
生まれた時から親しみを込めて呼ぶことができますね♪
呼び名の希望がある
けんちゃん → 健斗、健吾、賢也、研介、憲人
みさきちゃん → 美咲、美沙紀
名づけのポイント3:使いたい漢字から決める
どうしても使いたい字があるときに、そこから連想していく名づけの方法です。
例えば、お兄ちゃんに也の字が入ってるし、弟もお揃いにしたい…といった具合で決めていきます。もしくは「こうあってほしい」という一字があれば、それを使った名前を考えるのも一つの方法です。
陽大(ようた):でっかい太陽みたいな男になるように。大(た)は上の子も使っているのであえて太ではなく大で。(30代女性)
愛里(あいり):両親共に、「里」という字が入っているので、里を付けたかったから。(20代女性)
名づけのポイント4:自然や季節をイメージする
生まれた季節によって名前を決めたり、大自然の素晴らしさから名前をつける方法です。
春生まれなら桜ちゃん、冬生まれなら雪ちゃんといった具合です。自然から取るなら、渚ちゃん、樹里ちゃんといった感じでしょうか。
蘭(らん):一文字の名前がいいなーと思っていたら、生まれ月の七月を、旧暦で蘭月ともいう事を知って、蘭にしました。(30代女性)
桃菜(ももな):桃が両親ともすきだということ。胎児ネームから「もも」だった。春~初夏に生まれた子なので実りのある子になってほしい。という思いを込めて。(30代女性)
名づけのポイント5:1文字・3文字の名前にしたい
ちょっと珍しいけど外さない、1文字や3文字の名前を付けるという方法です。苗字との兼ね合いでこの方法になることもあるでしょう。
例えば、苗字が3文字なので「○○○ 彩」といった具合です。ただし、苗字1文字に名前1文字や、苗字3文字に名前3文字はバランスが良くないのでやめた方が良いでしょう。
潤(じゅん):中性的な名前、漢字1文字、ローマ字3文字で候補を探した結果、子供が閏日生まれということ、妻の祖父の名前の一部であることから、この字で決まりました。(20代男性)
名づけのポイント6:姓名判断を参考にする
姓名判断を参考にして、名前を決める方法です。占いを気にする人にはおすすめです。
今はネットで簡単に簡易的な姓名判断ができますし、もう少し本格的なものを希望するなら本を買う、占い師のもとへ行くという方法が取れます。
ただし、後述しますが、姓名判断に頼りすぎはやめましょう。
絶対やってはいけないこと1:ネットで名前候補の検索をかけない
ネットで検索をかけないと、思わぬ事態に!?
下記の方の場合は同じ年齢ということで、お互いが生まれた時は犯罪者ではなかったわけですから避けられない例ですが、つけようとした名前(フルネーム)がマイナーな犯罪者と同じだった…ということはよくあるそうです。
かく言う筆者も、旧姓は大丈夫なんですが、結婚したらとあるセクシー女優さんと同じ名前になってしまいました。ちょっと微妙な気分です。
ネットで俺の名前で検索するとそいつが逮捕された記事が無数に出る
そして俺はそいつと同じ年齢の無職、俺が就職できないのもそいつのせいなだろうと思ってるんだが、みんな俺にどうすればいいかアドバイスが欲しい...。
絶対やってはいけないこと2:難読過ぎる名前をつける
前をつける前に、その名前はパッと見で読める名前かどうか一度考えましょう。
難読漢字の名前をつけられて困るのは子どもです。パートナーが「それは読めない」と言っているときは、一度立ち止まって見てください。
難読というのは、間違われても構わないという覚悟が要ります
名字のように変えられないとか、本人が覚悟してるなら良いですが、赤ちゃんは、それでいいよ!とも言ってないのに、親の勝手で難読が付けられる、自分の酷い名前を変えたいと裁判を起こしてるお子さんもいます。
絶対にやってはいけないこと3:他の意味や読みに取れる名前をつける
海月…みつきちゃん、とってもカワイイなぁと思いませんか?
でも、待ってください!「くらげ」で変換すると…「海月」になったではありませんか!このように、うっかり難しい読みと被ることがあるので、パソコンやスマホでの名前変換をやってみるのは必須です。
他に有名どころで心太(しんた)=ところてん、などもあります。