アイドルグループ「なにわ男子」が13日、全国アリーナツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2024 ‘+Alpha’』の横浜アリーナ公演で初のアジアツアー開催を発表した。本格アジア進出に歓喜の声が集まるかと思いきや、一部ファンからは「日本のファンを見捨てるのか」「国内ドームツアーを先にするべき」などと不満が噴出。さらに、批判の矛先が人気メンバーの道枝駿佑に向けられるという事態が起きている。

 初のアジアツアーは『Naniwa Danshi ASIA TOUR2024+2025 ‘+Alpha’』と題し、台湾・台北アリーナで11月30日~12月1日、韓国・インスパイアアリーナで来年1月11日~12日、香港・アジアワールド・アリーナで来年1月25日~26日にコンサートを開催。各日程の公演時間については後日解禁される。

 西畑大吾は「日本出ちゃったね。いつか海外でライブしたいねって夢を語り合っていたじゃないですか。こうやって、叶えることができるのがうれしい」と喜びを表現し、藤原丈一郎は「これも日本中、そして海外にいる『なにふぁむ』(ファンの通称)のおかげです」と感謝。アジア圏で絶大な人気を誇る道枝は「ソウルによくお邪魔させていただいたりするので、みんなで行けるのがうれしいですね」と期待に胸をふくらませた。

 しかし、ファンは祝福一色というわけではないようだ。それというのも、なにわ男子はファンから初の単独ドーム公演およびドームツアーを強く望まれており、それが実現する前に「アジアツアー」が決まったことに納得がいかないファンが少なくないからだ。

 実際、SNS上では「日本でドームツアーをやると思ったのに、アジアツアーなんてなんでやるんだよ。日本のファンを見捨てるのか?」「ドームツアーより先にアジアツアーって……。10年後まで応援してくれるのは海外のファンじゃなく日本のファンだよ?」「FC先行ないみたいだし、日本のファンが文句言うのも当然」といった厳しい声が飛び交い、思わぬ荒れ模様となっている。