お片づけ現場で見たマイナストラブルをご紹介
スッキリと片付いたお部屋は探し物もなくて掃除もしやすいし、何よりもぐちゃぐちゃな部屋にいるストレスから解放されて最高!
だけど。
今、もしお部屋が散らかった状態なのであれば「片付いた状態」に変化することでいくつかデメリットが生じる可能性があります。
例えば「モノを捨てたけれど後で必要になって後悔する」というのは代表的ですね。
今まで400軒ほどの片づけに携わってきた整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)がお片づけ現場で見たマイナストラブルと対処法をご紹介いたします。
①家族間でのトラブルが発生
同じ一つ屋根の下で暮らしている家族でも、スッキリと暮らしたい人もいればモノを溜め込んだ方が安心感を感じるという人もいます。
価値観は人それぞれ。
部屋を片付け始めると「今のままでいいのに!」と家族から反対の声が上がることはよくあるケース。
ただ、この場合の「意見の不一致」は実は片づけによって芽生えたのではなく、以前からどちらかが我慢していた問題が表面化しただけ。
臭いものに蓋をしていても、いつかは向き合わないといけない時が来ます。
家族がチームでいられるように話し合いをするべきタイミングが来た、と考えて話し合いをしてみるのがおすすめです。
②突発的なトラブルに対応する予備がない
先日、子供が筆箱を一式無くしてきてしまったことがありました。
以前の我が家ならば筆箱も、シャーペンも定規もハサミも使っていない死蔵品があってすぐに一時的なセットを作ることができたでしょうが、今は消耗品以外の余剰在庫がほぼないのでこういった突発的な事態に対応できない瞬間もあります。
とはいえ、滅多に起きるトラブルではないですし、結局はいつか好みのモノを買い直すことになるのですから、すぐにお店に買いに行くことでリカバリーできる問題です。
③来客に対応できない
部屋を片付けてその空間を無理なく維持するためには、モノの総量を減らすしかありません。