【広島県廿日市市】ポイ捨て・置き捨てを抑止!世界遺産・宮島にIoTスマートごみ箱「SmaGO」設置
また、ペットボトルの3分別(ボトル、キャップ、ラベルの分別)をはじめとして、ごみの分別やリサイクルに関する情報をデジタルサイネージで発信することで、マナーの啓発活動に取り組んでいく。
ごみの分別による3R推進
全国清涼飲料連合会が連携し、BIPROGYが研究を進めているナッジ(※2)や仕掛学(※3)、インフォグラフィックス(※4)を活用したデザインで、「SmaGO」をラッピングしている。
カテゴリーごとの色分けや、矢印を辿るゲーム性、注目を集めやすい丸い形状などで、ついごみや飲料容器を分別したくなるよう行動変容を促し、ごみの分別や飲料容器のリサイクルを促進する。ペットボトルについては、3分別や飲み残しの適切な処理を促すデザインを追記することで、リサイクルの取組を促進。また、景観と調和したシンプルでスマートなデザインを採用している。
なお、分別種別は宮島における廿日市市の排出ルールに則って設定したもの。
観光客の行動変容を促しオーバーツーリズムによるごみ問題を解決!全国清涼飲料連合会、廿日市市、BIPROGYが行う取り組みを、この機会にチェックしてみては。
廿日市市公式サイト:https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/110/113196.html
※1 事業は環境省のモデル採択事業に5月17日(金)に採択されている:https://www.env.go.jp/press/press_03149.html
※2 行動心理学をもとに、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチ
※3 人の行動に起因する問題に対し、ついしたくなる「仕掛け」によって行動の選択肢を増やし、自覚的な行動変容を促すことで結果的に問題を解決する、人の行動を変えるきっかけとなる「仕掛け」を対象にした新しい学問分野
※4 あるテーマに関するさまざまな情報やデータをもとに、情報を整理して見やすく整えた画像を作成する手法