婚活の自己紹介文は、どうしても自分目線で自分を説明しがです。その結果、女性は「ヨガが好き」「休みの日は友達とご飯を食べに行ったり買い物したりしている」など。男性が会ってみたいと思う理由や会話のきっかけにならない自己紹介文になりがちです。

詳しいほどじゃなくてもいいのでスポーツ観戦を盛り込んでおけば、「話してみたいな」と思ってもらいやすいのです。

◆「今年って令和何年だっけ?」と思う人は要注意

ミナさんはなんとか婚活のスイッチが入り、34歳のうちに婚活市場に立ちました。

周りの結婚ラッシュが過ぎると、次に婚活開始のきっかけになる要因も減ります。恋バナできる友人も減り、親も徐々に「娘の結婚は無理そう」と思って口出しをしなくなるのです。やがて誕生日というイベントを祝ってくれる人も減り、30代は20代より、時間が経つのが早くなります。

「この前」と思っていたら簡単に数年経過しています。「今年って令和何年だっけ?」って思う方は要注意です。

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30代後半以降で婚活を始める人は、親が他界したり、自分の病気などで天涯孤独リーチがかかったりなど、もっと深刻なライフステージの変化による場合も出てきます。

いつやってもいいことを先延ばしして、ロサンゼルスオリンピックが来たということがないようにご注意ください。2024年も、あと150日ほどしかありません。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<文/菊乃>

【菊乃】

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt