7. 妙義神社

奇岩が並ぶ妙義山中腹に位置する、宣化天皇2年(537年)創建の神社。富岡市にあり、富岡製糸場から車で30分ほどです。日本武尊に豊受大神、菅原道真公、権大納言長親卿を御祭神として祀っており、家内安全・商売繁盛・交通安全・合格祈願・良縁祈願・心願成就などのご利益があります。

妙義神社

豪華絢爛な本殿や唐門、総門は国の重要文化財に指定。NHKの大河ドラマ『義経(2005年)』や『天地人(2009年)』のロケ地としても利用されたことでも知られています。

8. 多々良沼

群馬県館林市と邑楽町にまたがる群馬県立多々良沼公園。総面積98haを誇る広大な園内には、自然ふれあいエリア、いこいと花のエリア、そして野鳥と湿原のエリアがあり、四季折々の自然を楽しめます。自然や野鳥観察が好きな大人には、ぜひ足を運んでもらいたいスポットです。

日本遺産の里沼として認定されている多々良沼ですが、冬になると渡鳥が飛来することでも有名。多々良沼に佇む浮島弁天の近くでは、カモなどの渡り鳥とともに、毎年11月中旬~3月中旬頃にはシベリアからやってくる200羽以上の白鳥が観察できますよ。

9. 群馬ガラス工芸美術館

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「群馬ガラス工芸美術館」は、19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォーのガラス工芸品を展示している美術館です。 アール・ヌーヴォーを代表する作家エミール・ガレやドーム兄弟、ガブリエル・ルソー、ヴィクトール・ワルターなどの作品約200点を展示しています。

なかでも、ガレの『湖』や『花』、ドーム兄弟の『冬景色』、ワルターの『小動物たち』をシリーズとして紹介している展示が人気。作家たちが過ごしたフランス東部・ナンシーの花や虫や風景が、まるで榛名山麓の自然の中で蘇ったかのような展示となっています。

10. 梅田湖ロウバイパーク

一面のロウバイ

桐生市の梅田湖畔にある、ロウバイと呼ばれる梅の木が多数植えられた公園。ロウバイはその名の通り、蝋燭を溶かしたような質感の黄色い花をつけます。

梅田湖ロウバイパーク

園内には約350本のロウバイが植えられており、見頃は例年1月下旬から2月下旬ごろ。可憐な黄色の花と甘い香りに包まれながら湖畔散策が楽しめて、大人のお出かけにはぴったり。湖と花を望むロケーションは格別ですよ。