浦島太郎伝説が伝わる神社や、薩摩の名君をお祀りする神社、南九州最大のパワースポットなど、鹿児島県内でユニークな特徴を持つ神社を紹介します。参拝はもちろんですが、観光の立ち寄り地としても楽しめる神社です。
水車を動力にした「からくり人形」が上演される「豊玉姫(とよたまひめ)神社」
日本神話に登場する女神「豊玉姫」を御祭神としてお祀りしている神社です。
毎年7月9日と10日に行われるお祭り「六月灯」では、水車の動力によってからくり人形が動く「水車からくり人形」が上演され多くの人が訪れます。このからくり人形は国の選択無形民俗文化財にも指定されています。
ユニークな参拝方で人気の「釜蓋(かまふた)神社」
須佐之男命(スサノオノミコト)を御祭神としてお祀りしており、正式名称は「射楯兵主(いたてつわものぬし)神社」と言います。
鳥居と賽銭箱の約10mの間を、頭上に釜蓋を乗せて落とさずに歩くことができれば願いが叶うと言う「釜蓋願掛け」や、素焼きの釜蓋を投げる「釜蓋投げ」などユニークな参拝方で知られる神社です。
勝負事に強い神社として有名で、多くの有名スポーツ選手も参拝に訪れる神社です。
浦島太郎伝説が伝わる「竜宮神社」
浦島太郎と乙姫の話で有名な「竜宮伝説」発祥の地とされる長崎鼻に鎮座するお社で、乙姫のモデルと言われる「豊玉姫」を御祭神としてお祀りしている神社です。
浦島太郎と乙姫様が出会った縁結びの神様として知られており、境内で販売している白い貝殻に願いを書くと恋愛が成就するとされ多くの方が参拝に訪れます。
クリスタル鳥居が目を引く「神徳稲荷(じんとくいなり)神社」
1676年創建と伝わる古社を2018年に再建した鹿児島で最も新しいお社です。全国的にも珍しいガラスで作られたクリスタル鳥居、トンネルのように続く朱色の鳥居が目を引きます。
映えスポットとしても話題となっている神社です。
映えスポットとしても人気の「荒平天神(あらひらてんじん)」
海に突き出た小高い岩場に学問の神様として知られる「藤原道真」をお祀りするお社がある神社です。神社へと続く砂州のうえに朱色の鳥居が建っています。この鳥居は大潮の満潮時には海に浮かぶ鳥居となり、神秘的な風景を楽しむことが出来ます。