5位:旧門司税関

1912年に建てられ、明治から昭和初期まで税関として使われていた建物。赤レンガの壁に瓦屋根という典型的な和洋折衷の様式で、近代化産業遺産にも指定されています。建物内は洋館のような雰囲気で、レンガと木造の組み合わせがオシャレ!税関に関する当時の資料を見ることができるほか、上の階は展望スペースになっていて、関門海峡の風景を眺めることができます。

5位:旧門司三井倶楽部

大正10年(1921年)に三井物産の社交場として建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。

木製の枠組みの間を石やレンガなどで埋めるヨーロッパの工法で建てられていることが、外観からもよくわかります。アインシュタイン博士が夫人と共に宿泊したことがあり、泊まっていた部屋は当時の様子を復元。また一階にあるレストランでは門司港名物の焼きカレーがいただけます。

7位:九州鉄道記念館

クハ481-603号

門司港レトロ地区にある、九州の鉄道の歴史・魅力に触れられる鉄道のテーマパークです。最初にむかえる車両展示場には、C59型、9600型の機関車をはじめ、九州で活躍した歴代の実物車両が9車両並びます。

本館には明治時代に九州で製作された木造客車や、九州での列車旅が疑似体験できる鉄道大パノラマなどを展示。大型スクリーンに映し出される映像と音声に合わせて、九州新幹線「つばめ」や、博多と大分を結ぶ特急「ソニック」、博多と大分・由布院(ゆふいん)を結ぶ「ゆふいんの森」など、約10分間のショーを体験できます。

運転シミュレーター

鉄道の運転士気分を味わいたい方には、1階の運転シミュレーターを体験するのもおすすめ。JR鹿児島線を走る通勤電車をモチーフにした運転台で、門司港~折尾(おりお)間の運転体験を楽しめます。

8位:旧大阪商船

1917年に竣工された建物で、八角形の塔屋とオレンジ色のタイルが貼られた美しい壁が特徴。元々は1階が船の待合室や税関の派出所、2階が大阪商船株式会社門司支店の事務所と電話交換室でした。

現在1階は、カフェや地元作家の作品の販売スペース、及び地元出身のイラストレーター「わたせせいぞう」のギャラリー、2階は貸ホールとして使用されています。