盛岡冷麺や南部煎餅作りができる「盛岡手づくり村」や、キャンプにSUP、ワカサギ釣りと年間で楽しめる「岩洞湖」、市民の憩いの場「高松公園」など、大人のグループやデートでも楽しめる、盛岡のおすすめの遊び場をご紹介します。

1. 盛岡手づくり村

盛岡手づくり村/南部曲り屋(まがりや)

岩手名物である南部鉄器や岩谷堂箪笥など、岩手の伝統的な手仕事の工房がたくさん軒を連ねる盛岡手づくり村。工房のほか、「南部曲り家」という、馬も一緒に暮らせる形でつくられた約200年前の珍しい家屋も展示されています。

盛岡手づくり村/ぴょんぴょん舎・冷麺づくり体験(捏ねた生地が麺になり、茹でているところ)
盛岡手づくり村/ぴょんぴょん舎・冷麺づくり体験(出来上がった冷麺!嬉しい!)

各工房では、職人による製作工程を見学できるのはもちろん、南部煎餅の手焼き体験や冷麺工房での冷麺づくり体験、陶芸、藍染などの伝統工芸体験まで、豊富なメニューが揃っています。大人が楽しめるメニューも多いので、遊びに訪れるのにもぴったり!

体験メニューによって事前予約が必要だったり、時刻やスケジュールが決まっていますので、あらかじめホームページに記載された電話番号宛にお問い合わせしておくのがおすすめです。

2. 岩手銀行赤レンガ館

photo by doryさん

明治44年(1911年)に盛岡銀行の本店として完成し、のちの岩手銀行である岩手殖産銀行が昭和11年(1936年)に譲り受け、本店として利用してきた建物。設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもので、重要文化財に指定されています。

多目的ホール

館内は無料の「岩手銀行ゾーン」と有料の「盛岡銀行ゾーン」があります。岩手銀行ゾーンでは、多目的ホールやライブラリー・ラウンジを無料で見学することが可能。多目的ホールからは八角形のドーム型天井を見られるほか、ライブラリー・ラウンジでは、盛岡の産業や商業について映像で紹介しています。

また盛岡銀行ゾーンでは、応接室や重役室といったフロアを有料で見学できます。建物の変遷や岩手の金融史を紹介しているほか、バーチャルシアターにて建物の歴史や構造などを詳しく知ることができますよ。