8月10日(土)~12日(月)に開催される、ものづくりワークショップにも注目。


「カエカアン ロ ~いとよりをしましょう!~」では、シナの木の樹皮からカエカ(糸より)を体験。樹皮がアイヌ文化に大切な素材であることや、作った糸を使用した道具を知ることもできる。


「スウォㇷ゚ アカン ロ ~箱をつくりましょう~」では、着物の端切れを使って、オリジナルのスウォㇷ゚(箱)を制作。布はボンドではるので簡単だ。


「ムックリ アカン ロ ~ムックリをつくりましょう~」は、彫刻刀で竹を削って、自分だけの音色のムックリ(口琴)を作るワークショップ。参加対象は小学4年生以上となっている。小学生は保護者と一緒に参加しよう。


「シト アカン ロ ~団子をつくりましょう~」では、シト(団子)作りの下ごしらえであるイユタ(杵つき)を通して、暮らしに欠かせない「食」を学ぶことができる。

青空の下のワクワク体験!

8月10日(土)~18日(日)には、「青空の下のワクワク体験!」を実施。


各日10:00~15:00は、バッジをつけたスタッフにアイヌ語で「イワンケノ エアナ?(元気でしたか?)」とあいさつすると、カードをランダムで1枚もらえる。たくさんのスタッフとあいさつをしてみて!


各日11:00~11:20/14:00~14:20には、トゥレッポんと一緒に写真を撮ることができる。

第8回特別展示開催中

≪親子熊≫2004年 クス 個人蔵 撮影:露口啓二

また、「国立アイヌ民族博物館」では、6月29日(土)~8月25日(日)の期間、第8回特別展示「生誕90年記念 藤戸竹喜の世界展」を開催中。

8月10日(土)・11日(日)には、特別展示関連イベントとして、ギャラリートークも行われる。アイヌ民族の伝統的な彫りの技を活かした藤戸竹喜独自の芸術世界の奥深くへと展示担当者が案内する。小学校低学年以下の参加には、保護者の同伴が必要だ。

さらに、8月17日(土)には、特別展示関連イベントとして映像上映会を開催。藤戸竹喜に関する貴重な映像作品の上映会となっている。こちらも、小学校低学年以下の参加には、保護者の同伴が必要。