「『赤羽骨子』の公開館数は337館で『大規模上映』といえるほど各地で公開されているのですが、2~4日までの動員数や興行収入は公表されていません。上位に人気作がランクインしていたこともあり、6位という順位からしても、決して“大ヒット”とはいえないスタートを切りました」(男性アイドルに詳しい記者)

 ネット上のレビューを見てみると、「かなり原作から改変されているから、どこを楽しむ映画なのかわからない。実写化成功とは言えないし、ラウールのファンしか楽しくないのでは?」「それぞれのキャラクターの見せ場を作り、2時間でまとめようとした結果、物語が駆け足気味になってしまった印象」「キャラの数が多いだけに全く見せ場がない人もいて、残念だった」などと厳しい意見が見受けられる。

 とはいえ、「原作ファンだけど、ラウールの威吹もアクションの迫力、コミカルな動き、豊かな表情に惹かれた。物語のテンポも良くて、全く退屈しなかった」「原作は全く知らなかったけど楽しめた」「小学生の子どもと一緒に見たら、終始興奮してた。全世代の人が楽しめる映画になっていたし、2時間があっという間だった!」と、好意的な感想もあり、映画を楽しんだ人も多いようだ。

Snow Man・ラウール主演『赤羽骨子』によからぬうわさ……チケット購入者の来客率が悪い!?

 そんな『赤羽骨子』に関して、ネット上ではよからぬうわさが浮上している。

 きっかけとなったのは、大手のシネマコンプレックス(1つの施設に複数のスクリーンがある映画館)で働いているというとあるユーザーが、8月7日に「はてな匿名ダイアリー」にアップした「アイドルファンって常識ないん?」(原文ママ、以下同)というタイトルの日記だ。

「その内容は、つい最近公開された『アイドル主演の漫画実写化映画』について書かれたもので、その作品は、公開規模から考えると客入りがあまり良くないにもかかわらず、購入されているチケットの枚数と入場人数が合っていないんだとか。投稿者は、ファンが映画の興行収入に貢献するためにチケットを大量に購入し、発券だけして入場していないのではないかと推測。チケットが買われているはずなのに実際の座席には誰も来ていないといったケースが相次いでいることで、劇場側が困っていると嘆いていました」(同)