整理収納アドバイザーの防災備蓄をご紹介!

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

私が防災備蓄を始めたのは東日本大震災が起きた半年後。

夫の転勤で宮城県仙台市に引っ越しをした時からです。

当時の仙台はまだ大きめな余震も多く、乳幼児とペットを抱えて不安な時間を過ごす日々。

「もし今大きな地震が起きても家族を守れるようにきちんと備蓄をしておこう」と考えて少しずつ備蓄を始めました。

あれから10年以上経ち、子供たちは小中学生になり、札幌に転居したりと様々な変化がありましたができる範囲で災害への備えは続けています。

備蓄は「一度やれば終わり」ではなく、特に食べ物や消耗品については循環しながら備えていかなければなりません。

今回は我が家で行っているローリングストック(循環備蓄)についてまとめてみたいと思います。

各家庭で必要なものは様々だと思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

【食料編】普段から食べなれているものを少し多めにストック

子供がいると、非常食は「食べなれてない味だから嫌」と食べてくれないこともあります。

そこで我が家ではアルファ米や缶に入ったパンなどの非常食の他、日常で食べているものを少し多めに購入してローリングストックしています。

子供の成長や嗜好の変化などで備える食品は少しずつ変わっているのですが、大まかなリストを作っておき買い物の際はそれをチェックして買い足しをしています。

「冷蔵庫」「冷凍庫」「常温保管」でジャンルを分けて備蓄リストを作っています。

冷蔵庫内では賞味期限が長めのパウチ食品などを中心に、子供たちがよく食べるものなどをリスト化。

もちろん、停電して冷蔵庫の中のものがダメになってしまう場合も想定して常温の食品類もストックするようにしています。

常温保管しているものには食品の他、お菓子も。

お菓子は子供たちの心をホッとさせてくれる効果もありますし食欲がない時にでも口に運びやすいので必ず切らさないようにしています。

ただし、いつも食べるお菓子と同じところに置いておくとすぐに子供たちに食べられてしまうので賞味期限が長いものを、防災備蓄を置いているエリアにストックしてローリングストックしています。

もちろん、このリストの他にも冷蔵庫や食品庫にストックされているものがあったり、季節によってあまり買わないものがあったりもしますが、このように家族が食べるもので期限が長めのモノのリストを作っておくと買い物に悩んだ時などにも安心です。