◆お金が貯まる!片づけ習慣

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』
 整理整頓と貯蓄に必要な考え方は、実は共通しています。

 どこから手をつけたらいいのかわからないときは「ものを増やさない」「必要なものの量や数を決める」という2点からスタートしましょう。

 一言で「ものを増やさない」といっても、年齢が上がるにつれてものが増えていくのは当然です。

 ですが、それらの要不要を見極めて、きちんと選別していけば、すっきりとした暮らしが目指せます。

 選別のポイントは、まずは「供給を遮断する」ことです。

 今以上にものが増えないように、無料でものをもらわない、安いからといってムダ買いしがちな100円ショップには出向かない、事前に買うものを決めて、用がない売り場には行かないなどのルールを決めましょう。

「無料」「安い」という言葉に飛びついてしまわないことが大切です。

 また、必要であっても、毎日の暮らしのなかで実際に使えるものの量や数には限界があります。まずは、自分にとっての適正量を意識して、最低限の量で暮らすクセをつけたいところです。

「必要なものの量や数を決める」ためには、自分にとっての適正量を知りましょう。

 人によって必要なものや量は違うので、誰かの真似をしたり、人と比べたりする必要はありません。

 新しくなにかを購入する前には、自分にとって本当に必要かを考え、今あるもので代用し、工夫することを楽しめるようになるといいですね。

 最終的には、本当に必要なもの以外は手放していけると、片づけ習慣が身についたと言えます。