◆片づけ上手は、お金上手?
25年以上、さまざまなお宅を訪問して、家計相談を受けてきたファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。
相談を聞いていくうちに、お金が貯まっている家には共通点があると気づきました。それは、「家の中が片づいている」ということだそうです。
家が片づいている人は、契約している保険など、なにか書類を出すときにもサッと取り出せます。
一方、家計管理が苦手な人は、お金に関する大切な書類でもあちこち探し回ることがあるのだといいます。
「部屋が片づいているというのは、決められた収納場所に適正量のものがきちんと収められている状態のこと。片づけられる人は、自分にとって必要なものと量がわかっています」(黒田さん)
ものの取捨選択をすることは、自分にとっての要不要の優先順位を決める訓練にもなります。片づけが苦手……という人に黒田さんがおすすめするのは、ものを「必要」「不要」「保留」の3つに分ける方法です。
具体的には、どんな片づけ習慣を身につけると良いのでしょうか。
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