今秋からゴールデン・プライム帯のドラマ枠を民放最多の5つに増やしたフジテレビがまさかの大苦戦となっている。フジに限らず、今期は各局がドラマで「総負け」状態になっており、その背景には「ドラマ増えすぎ問題」があるようだ。

 フジテレビは秋の改編で金曜午後9時にドラマ枠を新設し、第1弾としてムロツヨシの主演で平手友梨奈がヒロインを務める『うちの弁護士は手がかかる』を放送。しかし、平均世帯視聴率は初回が6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と厳しいスタートとなり、その後も6~7%前後で低調なままだ。