静岡県内にある神社で、富士山の雄姿や、高台からの眺望、木々のおりなす季節の風景、遠州灘や相模湾などの海の景色など、参拝に訪れた際に景色も一緒に楽しめる神社を紹介します。
紅葉の名所「小國神社」
約1500年の歴史がある静岡を代表する古社で、遠江国(現在の静岡県の西部)の一宮です。古くより、開運、福徳、縁結びなどのご利益があるとされ、多くの信仰を集める神社です。
この地を治めていた徳川家康ともゆかりが深く、家康公も度々小國神社に参拝に訪れています。天下泰平の大願成就をした事でも知られています。
境内を流れる宮川沿いに約1,000本もの紅葉が植えられており、県内を代表する紅葉の名所でもあります。
上社からの眺望が絶景「秋葉山本宮秋葉神社」
創建が西暦709年と伝わる古社で、全国にある秋葉神社の総本山です。
東海一の霊山とも言われる「秋葉山」を神体山と仰ぎ、標高866mの秋葉山の山頂付近に「上社」、山麓に下社が鎮座しています。
上社に詣でると、人々の幸福を望み建てられたとされる黄金の鳥居「幸福の鳥居」が存在感を放っています。また、上社からの眺望は絶景で遠く遠州灘まで見渡せます。
四季の景色が美しい「事任(ことのまま)八幡宮」
「思いのままに願い事が叶う」神社として多くの方が参拝に訪れる神社で、別名では「言霊(ことだま)神社とも呼ばれます。
神社の入り口にある大きな楠木は国の天然記念物に指定されている他、拝殿の脇にはご神木である大きな杉の木があるなど緑豊かなお社で、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめる神社として、参拝者を楽しませています。
静岡市内を一望「静岡浅間神社」
901年に醍醐天皇の勅願により富士山本宮より分祀され創建されたお社で、神部神社、浅間神社、大歳御祖神社の三社を総称して「静岡浅間神社」と呼びます。
「静岡」の地名発祥の地として知られる賤機山(しずはたやま)の麓に鎮座しており、境内から約100段の階段を登った賤機山の山頂からは、静岡市内を一望する事ができます。
遠州灘を一望「久能山東照宮」
徳川家康公をお祀りする神社で、全国に100社以上ある東照宮の中で最も最初に建てられた東照宮です。日光東照宮と上野東照宮と並ぶ三大東照宮です。
国宝の美しい本殿や拝殿はもちろん見ごたえ抜群ですが、標高216mの東照宮から見下ろす遠州灘の絶景も楽しめるお社です。