転職を視野に入れていて、おすすめの資格を知りたいと考えているあなた!
資格を持っておくと、転職を有利に進められますし、今すぐ活用しないとしても安心感を得られますよね。
履歴書に何も書いてない人より、資格を取得している人のほうが企業にも好印象を与えられます。
だからこそ、今のうちに勉強する時間を作って資格を取得しておいて、将来の自分を安心させましょう。
今回は、役に立つ女性におすすめの資格を10種類ご紹介!
興味のある資格からチャレンジしてみてください◎
1、転職に役立つ!女性におすすめの資格とその勉強法
(1)MOS
MOSとは、マイクロソフト オフィス スペシャリストの略で、エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。
パソコンを使う仕事に活かせるため、幅広い業界・業種で役に立ちます。
MOSのおすすめポイントは、パソコンのスキルを証明するための判断材料となる点です。
MOSを取得すれば「Excelが使える」「Wordが使える」などの可視化しづらいスキルを客観的に証明できるようになります。
全くの初心者の方は取得のための勉強に80時間ほど要しますが、ある程度使える方は20~40時間ほどで理解できるようになるでしょう。
公認の勉強法だと対策教材と対策講座の2種類あります。
自分の好きな方法で進めていくと良いでしょう。
(2)秘書検定
秘書検定とは、秘書に求められる知識や技能に関する問題が出題されている試験です。基本的な常識が主な内容なので、秘書に限らずすべての社会人が知っておくべきマナーを中心に問われます。
秘書を目指すならもちろん必須ですが、業種・業界問わずに活かせます。
特にこれから社会に出る学生にはうってつけの資格です。
秘書検定のおすすめポイントは、社会人としてのマナーが身についてるかどうかの判断材料となる点です。マナーが悪いと相手に与える印象も悪くなり、任される仕事にも影響が出かねません。
3級や2級であれば、30~50時間の勉強で合格できるでしょう。
テキストと問題集を同時に併用していく勉強法が特におすすめです。
準1級や1級を目指そうと思っている方は、通信講座がおすすめです。
(3)日商簿記
そもそも簿記とは、日々の経済活動を記録、計算して経営状況と財政状況を明確にする技能です。
日商簿記は、日本商工会議所が行う簿記の試験です。
この資格を持っていると、経理や事務仕事の採用や昇進に活かせるでしょう。
日商簿記のおすすめポイントは、数字が苦手な人も数多くいるので差をつけやすい点。経理や事務だけでなく、営業や企画などあらゆる業種でも目標数値の計算に活かせます。
また、今は在宅経理スタッフの求人もあるので、在宅勤務ができる仕事に転職したい方にもおすすめです。
合格のために必要な勉強時間の目安は、3級で120~140時間、2級で250~350時間、1級で500時間以上となってます。
難易度は年によって大きく変わりますが、しっかり勉强して臨まないと合格するのは難しいでしょう。
独学で勉強する方は、問題集とテキストを併用して勉強するのがおすすめです。
簿記の専門学校やオンライン講座で勉強するとなると、多少お金はかかりますが、勉強時間も減らせるため、効率よく勉强したい方にはスクールがおすすめです。
(4)TOEIC
TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を評価する試験です。合否判定はなく、結果をスコアで表示します。
世界160カ国以上で行われており、どの国で働く場合にも英語力を証明する指標として活かせます。
グローバル化が進む現在、業界・業種問わず活用できます。
TOEICのおすすめポイントは、TOEICのスコアが採用や昇進、海外赴任などの条件になっている企業もある点と、在宅でできる翻訳の仕事に活かせる点です。
比較的時間に余裕がある学生のうちに勉強しておいたほうが良いでしょう。
必要な勉強時間は、600点以上を目標スコアとすると300~400時間が目安となってきます。
毎月1回は試験が行われるため、高頻度でチャレンジできます。
勉強方法は、独学とオンライン講座などのスクールがありますが、英語初心者の方はまず独学で始めたほうが良いでしょう。
基本的な単語や文法を理解してからでないと、スクールの進度には到底追いつけません。
毎日単語を覚えながら、参考書で文法を理解しつつ、問題集でアウトプットしていくと効率良く学べるでしょう。
(5)宅地建物取引士
宅地建物取引士とは、宅建士とも言われる国家資格です。
土地や建物の売買、賃貸物件の仲介の際に重要事項を説明するのが宅建士です。
不動産や建築関連の仕事で役立つことはもちろん、金融業界で活躍する宅建士もたくさんいます。
というのも、銀行や保険会社は不動産を所有していることが多く、宅建の知識が必要となる業務が必ず発生するからです。
宅地建物取引士のおすすめポイントは、会社によっては資格手当がもらえる点です。月の収入が数万円でも上がるだけで、生活の質も格段に上がるでしょう。
資格取得に必要な勉強の時間の目安は100~500時間。得意不得意によって大きく差が出るため、目安よりも長い時間を確保しておけば安心ですね。
勉強方法としては、独学・専門学校への通学・通信講座が挙げられます。合格率が約15~17%と難易度の高い試験なので、独学だと効率の良い学習はできません。
時間をかけてお金をかけないようにするには独学がベストですが、お金をある程度かけられるのであれば通信講座を受けるのがベストです。
通学は金額も高く、通うための移動時間も非常に無駄です。
自分のベストの勉強法でチャレンジしてみてください!
(6)行政書士
行政書士とは、国民と行政の架け橋となる存在です。
官公署へ提出する書類を作成したり、書類作成のための相談に応じたり、作成した書類を代理で提出したりするといった業務が主です。
行政書士として独立できることはもちろん、会社の法務部でも活かせます。
行政書士のおすすめポイントは、行政書士は国家資格である点と、独立・開業も可能な点です。会社に属していると、どうしても自分の思い通りに休んだり、時間を作ったりできません。
自分で独立して行うことで、自分思い通りの生活をができるようになった方もたくさんいます。
資格を取得するために必要な勉強時間の目安は、講座を利用して600時間、独学だと800~1000時間かかるでしょう。
お金の余裕があれば、効率よく要点を理解できる講座が断然おすすめです。
通学となると通学時間もかかってしまいますが、通信講座だとその時間も短縮できます◎
(7)調剤薬局事務
調剤薬局事務とは、調剤薬局で会計や処方箋のデータ入力などの事務作業をする仕事です。
その資格はというと、実は調剤薬局事務検定や調剤事務管理士など数多くの種類があります。
特にメジャーな資格は、調剤事務管理士です。
処方箋の受付や会計、調剤報酬の請求書作成といった場面で役立つ資格です。
調剤薬局事務のおすすめポイントは、調剤薬局事務は短時間勤務が比較的可能な点です。子育てなどでどうしても短時間しか仕事ができない方にはうってつけの職業でしょう。
受験資格は無く、自宅で受験するので気軽に受けやすい点もおすすめです。
勉強時間は300時間くらいが目安となっています。
試験は持ち込み可能なので、暗記が苦手でも安心です。
まずは理解することを徹底していきましょう。
(8)医療事務
医療事務とは、病院やクリニックで従事する事務職です。
患者の受付や会計はもちろん、カルテの準備や診療報酬明細書の作成も行います。
医療事務の資格は4つありますが、特にメジャーな資格は医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)です。
医療事務のおすすめポイントは、様々な雇用形態があり子育てしやすい点と職場が全国各地にある点です。
少子高齢化や新型コロナウイルスの影響もあり、病院が無くなることは今後ありません。
令和元年のデータでは、全国の病院の総数は17万施設となっており、コンビニの3倍以上の数です。
勉強時間の目安は、全く知識がない人は300時間、知識がある人は200時間となっています。
通信講座や通学講座で勉強すると、効率よく学べるでしょう。
持ち込み可能なので、独学でもチャレンジしやすい試験ともいえます。ある程度要点を理解していないと解けない問題が数多く出るため、テキストベースでの理解が難しいと感じるのであれば講座がおすすめです。
(9)歯科助手
歯科助手とは、歯科医院での受付や会計はもちろん、器具の用意や診療の介助が主な仕事です。
歯科助手認定制度や、歯科アシスタント検定試験などがありますが、メジャーな資格は、歯科医療事務管理士(R)です。
この資格は主に受付や会計に関する知識・技能を習得できます。
受験資格に制限はなく、自宅で受験が可能です。
歯科助手のおすすめポイントは、医療事務と同じですが、様々な雇用形態があり子育てしやすい点です。自分の時間を確保したい方にもおすすめです。
必要な勉強時間の目安は、350時間となっています。
独学でも可能ですが、効率よく勉強したい方は講座の受講がおすすめです。
(10)ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーとは、個人の目標や夢のための資金計画を立てて、アドバイスをします。
独立・開業も可能ですが、保険や金融商品を扱う会社でも資格を活かせます。
ファイナンシャルプランナーのおすすめポイントは、家計管理や節税、年金などにも応用可能な点です。自身の生活にも応用できるのは大変嬉しいですよね。
必要な勉強時間の目安は、3級が80~150時間、2級が150~300時間です。
2級の取得には、3級の取得や実務経験が要件となっているため、まずは3級から挑戦してみてください。
勉強法としては、出題パターンがある程度決まっているため、過去問を活用しましょう。
3級であれば内容も易しく独学でも取得しやすいですが、2級となると難易度が大きく上がるため、講座の受講がおすすめです。