爪のケアが十分にできていないと、春や夏も自分の足先を出すのに躊躇することもありますよね。実は、トラブルを抱える多くの人が爪の切り方に原因があるということも…。今回は、爪切りや靴下で簡単にできる「足トラブルの予防ケア」をご紹介します。
意外と知らない「正しい爪の切り方」
夏が近づき、靴下やタイツを脱ぐことも多くなると、自然と自分の爪が目に入ってくる機会も増えますよね。そんなときに、爪が傷んでいたり巻き爪などの症状があると、ちょっと足先が出しづらい…という悩みを持つことも。
もしかしたら、巻き爪になってしまう原因は、爪の切り方にあるかもしれません。
間違った爪の切り方をしていませんか?
爪の健康維持にいちばん大切なことは「爪の切り方」と言われています。爪は布のような繊維構造をしているため、斜めに切ると内側に巻いていくようになります。布を斜めに切ると端がくるんと巻くように、巻き爪もそれと同じ仕組み。
また、爪を短く切り過ぎる「深爪」をすると、巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう=爪の角が皮膚に刺さって炎症を起こした状態)の原因になると言われています。
ご家庭において、お父さんお母さんが間違った爪の切り方をしていると、お子さんも同じ方法で爪を切っていることが多く、学校などで体を動かす機会が多い分、足を傷めてしまう可能性も高まります。
基本の「爪切り」の選び方
「爪切り」もピンキリで、大小さまざまな種類の爪切が販売されていますが、中でも「小さめで刃があまり湾曲せずに平らになっている爪切り」が扱いやすくおすすめです。
正しい爪の切り方 「スクエア オフ」の方法
巻き爪の予防策として、正しい爪の切り方である「スクエアオフ」を覚えましょう。爪の長さを切りすぎないことがポイントです。
まずは伸びた爪をまっすぐ横にカットし、それから爪の両端を少しだけカットします。その後、爪が当たる部分が鋭利にならないよう、端を爪やすりでなめらかに整えます。