◆交通ルールは車にとって不利?

バスに乗り遅れそうになった時、時間に間に合いそうにない時。ついやってしまうのが乱横断。左右を確認したからいいや、と油断して渡ったとたんに、死角から車が出現!

肝が冷える瞬間ですが、さて「信号のない横断歩道で人とぶつかったら、どっちが悪いですか?」。

通行人と横断歩道
交通事故は、ささいな気の迷いが原因かもしれません。とはいえこの場合、歩行者に非がありそうですが実際にはどうなのでしょう。

結論は「基本的に車が100%悪い」。車の運転手が気の毒になってしまいますが、法律的には「信号のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたら、車は一時停止する義務がある」のです。

運転手は運が悪かった、ということになるでしょうか。ところが、「歩行者が急な飛び出しなどをしていたら、歩行者にも責任があることになる」という事例もあります。

道路を斜めに横断する、というのは道路交通法第12条、第13条で禁止されている行為です。時間と心に余裕を持って、交通ルールは必ず守りましょう。