4位:広島平和記念資料館
広島に投下された原爆について、その悲惨な被害の様子を中心に展示解説し、原爆の脅威を後世に伝える施設。原爆ドームと合わせて、近年は外国人旅行者も多く訪れています。
展示資料が豊富で、じっくり見学するには2〜3時間程度はみておきたいところ。日本語をはじめ多言語対応している音声ガイド(総解説時間約70分)を借りれば、被曝の実態をより詳しく知ることができます。
休日や修学旅行シーズンなどは入館待ちの長い行列ができることもあり、2024年3月よりオンラインでの事前チケット販売を開始しています。個人の場合はあらかじめ来館予定時間を指定し購入する仕組みですが、同日であれば予定時間に限らず何時でも入館は可能です。現地でチケット購入の行列に並びたくないという方は、ぜひ事前に購入しておいてくださいね。
5位:平和の灯
平和記念公園内、平和の池の北端にある、昭和39年(1964年)8月1日に点火された「平和の灯」。水を求めてやまなかった犠牲者を慰めるとともに、地球上からの核兵器の廃絶と世界恒久平和を求め点火されました。灯の台座は、核廃絶を願って両手首をあわせ、手のひらを空に向かって広げるような形をイメージしています。
5位:原爆の子の像
2歳の時に被爆し、10年後に白血病を発病して亡くなった佐々木禎子さんと、原爆で犠牲となった全ての子どもたちに捧げるため、平和記念公園内に建てられた碑。年間を通じて、世界中の人々からたくさんの折り鶴が捧げられていることから、「千羽鶴の塔」とも呼ばれています。頂上には折り鶴をもつ少女、そして側面左右の二体は少年と少女で、明るい希望を象徴しています。
7位:原爆死没者慰霊碑
平和都市として再建することを念願し、建立された慰霊碑。石室には亡くなった原爆被爆者の名前を記帳した名簿が納められており、犠牲者の霊を雨露から守りたいという思いから、屋根の部分は埴輪の家形にデザインされています。石室の正面には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という言葉が刻まれ、この碑の前で祈る人が後を絶ちません。