◆プロポーズのきっかけになるかもと、ドキドキが止まらない

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裕子さんは、このメッセージを見るなり「もしかしたら、転勤をきっかけに『一緒についてきてほしい』と、プロポーズされるかもしれない」と、胸の高まりが止まらなかったそうです。

もしかしたらプロポーズされるかもしれないと感じた裕子さんは、美容院やエステも予約。一生の思い出になるかもしれないからと、いつもよりちょっと奮発してワンピースも購入しました。

彼に呼び出されたレストランは、いつもよりちょっと高級そうな雰囲気のお店でした。予約したレストランの名前や、食べログの評価などをチェックするなり、「これは、絶対にプロポーズだ」と、確信したそうです。

しかし、事態は思わぬ展開へ……。

デートの日は、いつもより早めにお店へ入った裕子さん。しばらくすると、10分ほど遅れて「ごめん、遅くなった」と申し訳なさそうに、彼がやってきました。おめかしをしたワンピース姿の裕子さんには目もくれず、やや疲れた表情でやれやれと彼は椅子に座ったそうです。

椅子に座ってからも、裕子さんの顔を見ることもなく、どこか重たい溜息をつく彼。

裕子さんは思わず「これからプロポーズをするはずなのに、どうしてこんな態度なのだろう?それとも、プロポーズに緊張するあまり、眠れなくて疲れているとか?」と感じたのだとか。

やがて、彼は重い口を開けてこう答えたそうです。

「あのさ、今回の転勤を機に伝えようと思っていて。俺さ、多分マメじゃないから遠距離は難しいと思う。だから別れた方がいいかもしれない」

彼からのセリフに驚いた裕子さんは、しばらく体が硬直したままだったとか……。