◆アラフィフからの健康ライフ
仕事に家事に子育てに、手いっぱいなアラフィフ。でも、いずれ子供は巣立ち、夫婦だけ、あるいは自分中心の生活にシフトチェンジしていきます。その時こそ、体力がものをいうと思いませんか。
人生の後半戦を心置きなく過ごすために、運動だけではなく食生活も見なおしましょう。本書では、同世代の仲間でグループラインを作り、運動や食事を報告しあっているのです。
やはり仲間がいると励みになりますし、モチベーションも上がります。なによりも「つながっている感」が、アラフィフ以降には必要ではないでしょうか。
ネット社会で人とのつながりが希薄になっていると言われていますが、孤独というのは心の体力を奪うのです。気心の知れた少数の仲間がいれば、運動だって食事だって「やるか!」という気になります。
「疲れた」という言葉が出てしまうのは、毎日一生懸命がんばっている証拠。そんな自分を認めつつ、明日の疲労を軽減するために、今、軽くゆるく、動いてみようじゃありませんか。
<文/森美樹>
【森美樹】
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx