◆人気絶頂の赤楚衛二や高橋文哉も安泰ではない

昨年は赤楚衛二さんが『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)に主演し、高橋文哉さんが『フェルマーの料理』(TBS系)に主演するなど、2010年代後半の『仮面ライダー』に出演した彼らはまだまだ人気絶頂期。ブレイクしてからさほど期間が経っていないこともあり、勢いは衰えていません。

とはいえ、今をときめく赤楚さんや高橋さんも決して安泰とは言えないのです。むしろ今こそが正念場であり、佐藤さん、菅田さん、吉沢さんのように、さらにもうワンランク上のステージに上がれるかどうかの分水嶺に立っているのではないでしょうか。

いくら『仮面ライダー』シリーズが出世コースであっても、大成しない俳優のほうが当然多い。しかし、一過性の人気に終わらず、役者として10年、20年と第一線で活躍していけるかどうかは、またさらにハードルが高いということなのでしょう。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】

恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(@SakaiyaDaichi)。