整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

娘専属の司書として活動を再開

わたしの将来の夢は、図書館司書になることでした。

……訂正します。

わたしの将来の夢は、図書館司書になることです。おばあちゃんになったら図書館でアルバイトをする予定なので、継続中の夢です。

小学生のときから、

「大人になったら、ここ(図書館)で働く」

と決めていました。

その思いは中学生になっても、高校生になっても変わることはなく…図書館司書になるための勉強ができる大学へ進学しました。そこで無事、司書資格を取得したまでは順調だったのですが…。

就職先としてめざすときに、図書館はとてもとても狭き門でした。結局、司書としては就職できずに会社員となってからもあきらめきれず、大学図書館の職員の試験を受けたことがあります。そのときは1名の募集に1000人の応募があったとあとから聞きました。

というわけで、図書館司書の資格を一度も生かすことなく社会人としての日々が流れ…。仕事に生かせたことは、司書になるための勉強とは別に学んだプログラミング、Webサイトを作成するスキルでした。実際、1年だけ大学図書館のデータベース管理やサイト運用担当として図書館で働けたことも。司書の仕事はできなかったけど、「職場が図書館」というだけで、あの1年はとても幸せでした。

いまでも時々、「本当に図書館司書になりたかったのにな。残念だ…」と思うことがあります。それくらい、心から叶えたかった夢です。

でも。娘を出産したことで、司書としてやりたかった夢がいくつか叶っています。