しかし「既知」の読み方なんて、知っていて当たり前ですよね!?
「既知」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「既知」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「きち」
です!
「既知の事実」なんてのは、すでに知られている事実という意味で、
一般的に知られている事を前提とした言葉です。
知らなかったでは済まされない事も多いので、ニュースはまめにチェックしましょう!
3つ目の漢字は「荏苒」です!
「荏苒」を何と読みますか?
現代ではあまり使われない日本語ですが、昔の文学にはよく出てきました。
読めれば知性がキラリと光ります。
「荏苒」の読み方のヒントは?
1.「荏苒」をひらがなにすると4文字になります。
2.「荏苒」の類語には「延々」「漫然」「頓挫」などがあります。
3.『荏苒今日に到った。』大鹿卓「渡良瀬川」より引用
正解は…
正解は「じんぜん」でした!
「荏苒」とは、なすことのないまま歳月が過ぎること。ものごとが延び延びになるさま。
「荏」の音読みは「ジン」「ニン」、訓読みは「え」「荏らか(やわらか)」。漢検準1級9画の漢字です。
「苒」の音読みは「ゼン」、訓読みはありません。漢検準1級8画の漢字です。
どちらも画数が少ないのですが、見かけることは少ないですね。
「荏苒」を用いたことわざとして、「荏苒時を許さず」が有名。
「何もせず時が過ぎていくのは時間の無駄」という意味です!
「荏苒」は、昔の小説では非常によく使われていました。
例
『このまま荏苒、時を過ごしていたなら、』太宰治「新ハムレット」より引用
『荏苒として時がうつった。』横溝正史「人形佐七捕物帳」より引用
あなたも機会があったら使ってみてはいかがでしょう?
4つ目の漢字は「狐疑逡巡」です!
「狐疑逡巡」
これ、何と読むかわかりますか?