6.黄砂に吹かれて

異国調なイントロが印象的なこちらは、中島みゆきさん作詞によるヒット曲「黄砂に吹かれて」。忘れられない人に対する恋心を、孤独な旅人になぞらえた歌詞がなんとも秀逸な楽曲です。

あなたに似てる人もいるのに あなたより優しい男も 砂の数よりいるのにね

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歌詞のタイトル:「黄砂に吹かれて」作詞者:中島みゆき

と歌いながら、過ぎ去った恋を回顧する女性の哀愁を存分に漂わせる工藤静香さんですが、実はまだ当時19歳でした。

80年代後半を代表する女性アイドルとして全盛期だった1989年9月16日発売です。毎年黄砂と聞くとこの歌を連想する方も多いでしょう。色あせない名曲です。

5.くちびるから媚薬

ちょっと待ってよ ねえ なんて言ったの いま 好きになって 好きになっても かまわないの

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歌詞のタイトル:「くちびるから媚薬」作詞者:松井五郎

センセーショナルなタイトルと、「ちょっと待ってよねぇ~」という特徴的なフレーズから始まる「くちびるから媚薬」。一番盛り上がりをみせる、恋のはじまからその最中の男女を描いた歌詞が印象的です。

苦しげに眉を寄せて歌う工藤静香さんの姿に、思わずグッときてしまった男性も多かったことでしょう!1990年の年間シングルランキングトップ10にもランクインするほどのセールスを記録しました。

工藤静香さんの楽曲のヒットメーカー、松井五郎さん作詞、後藤次利さん作曲。1990年1月10日発売です。

4.MUGU・ん・・・色っぽい

工藤静香さんが紅白歌合戦初出場を決めた一曲、「MUGO・ん…色っぽい」。こちらも、中島みゆきさんによる提供曲です。一度聞いたら頭を離れない特徴的なタイトルは、テーマソングに選ばれた「カネボウ'88秋」のキャッチコピーです。

目と目で 通じ合う かすかに、ん、色っぽい

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歌詞のタイトル:「MUGO・ん…色っぽい」作詞者:中島みゆき

というサビの歌詞に合わせた、振り付けも当時大きな話題となりました。思わせぶりな視線を送る小悪魔な工藤静香さんの魅力溢れる名曲です(1988年8月24日発売)

3.嵐の素顔

工藤静香さんの楽曲の中でも、ものまね率がダントツともいえる「嵐の素顔」。なんとも強烈なのは、歌詞等とは完全に無縁に見えるけど、つい気になってしまう振り付け。

L字を顔の横で描く、一見妙な振り付けを、真顔でスマートにこなす工藤静香さんはさすがのところ。謎に包まれた振り付けに関しては、後ほど詳しくご紹介します!1989年5月3日発売の楽曲です。

2.Blue velvet

カウントからはじまるイントロが印象的な、クールで激しいロックチューン「Blue Velvet」。シャ乱Qのはたけさん作曲による、工藤静香さんの楽曲の中でも異色さを発揮しています。ノリノリのロックナンバーながら、

どうやら彼にはもうくびったけ

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歌詞のタイトル:「Blue Velvet」作詞者:愛絵里

という悩殺フレーズは当時カラオケで多くの女性が真似して歌ったそうです。ちなみに、作詞は「愛絵里」名義の工藤静香さん。

1994年発表の「Blue Rose」、1999年発表の「Blue Zone」と併せて「Blue三部作」と呼ばれる人気曲です。アニメ「ドラゴンボールGT」の主題歌としても話題になりました。1997年5月28日発売。

1.衝突

これまでご紹介してきた工藤静香さんの数ある名曲の中でも、やはり欠かす事のできない名曲中の名曲こそが、「慟哭」!

工藤静香さんが菊池桃子さんと姉妹役を好演して話題となった月9「あの日に帰りたい」の主題歌である本楽曲。

ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて 気がついたの ともだちなんかじゃないという思い ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて わかったのに おまえも早くだれかをさがせよと からかわないで、エラそうに

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歌詞のタイトル:「慟哭」作詞者:中島みゆき

と歌うように、友達だと思っていた男性に恋人ができたことで恋心に気づく切ない女性の心中を歌った歌詞が多くの女性に共感を得ました。

約90万枚を売り上げ、数ある工藤静香さんのヒット曲の中でも、最も高いセールスを記録した楽曲です(1993年2月3日発売)。