「澹」ひと文字の場合は、静かで安らか、あっさりして欲がないこと、静かに水がたゆたうさまをあらわします。
「暗澹」を用いた熟語は「暗澹溟濛(あんたんめいもう)」。
未来に希望がないことです!
「暗澹」と響きが似た言葉に「惨憺」がありますが、両者の違いを知っておきましょう。
「暗澹たるありさま」は、暗くて陰気なありさま。
「惨憺たるありさま」は、いたましいありさまをあらわします。
後者は災害や事故の様子を伝える際によく使われますね。
4つ目の漢字は「朱唇皓歯」です!
「朱唇皓歯」
これ、何と読むかわかりますか?
見慣れない漢字の並びですが、
一度覚えてしまえば読み方も使い方もわかりやすいんです!
さあ、あなたは何と読みましたか?
「朱唇皓歯」読み方のヒント!
「朱唇皓歯」は、漢字が難しく見えますよね。
でも実は読み方は簡単。すべて音読みで読んでみましょう!
さて、あなたは何と読みましたか?
「朱唇皓歯」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「しゅしんこうし」
です!
「朱唇皓歯」は、
「赤いくちびると白い歯」という意味の言葉です!
これだけであれば単なる情景の描写ですが、
この意味が転じて「華やかに笑う女性の美しさ」を形容する言葉として使われています。
なかなか使う機会は少ないですが、
「朱唇皓歯の美人とすれ違った」
「朱唇皓歯に惑わされる」
などのように使いますよ。
同義の言葉として「紅口白牙」という四字熟語もあります。
同じような美人を表す四字熟語は多く、
- 明眸皓歯(めいぼうこうし)
- 仙姿玉質(せんしぎょくしつ)
- 氷肌玉骨(ひょうきぎょっこつ)
などがありますよ。
古来から美人は、さまざまな言葉で讃えられてきたことがわかりますね。