この放送後、ネット上では「こういう昼ドラみたいなドロドロ系のドラマ、大好き!」「初回から衝撃展開! きれいな女優さんばかり出てて最高」といった好意的な声が上がる一方、韓国ドラマファンからは「日本版、安っぽいな……。やっぱり日本を舞台にしたら醍醐味は伝わらない」「日本版、浅すぎ。そもそもSKYの意味すら打ち消されてる」などと厳しい声も目立つ。

「韓国版タイトルの『SKY』は、“韓国の東大”と呼ばれるソウル大学、日本の早慶に匹敵する高麗(コリョ)大学、名門私立総合大学の延世(ヨンセ)大学の頭文字を取った略語。そして物語は、低学歴による格差や差別があると信じられ、学歴別の賃金水準の差が激しい韓国社会を背景にした風刺作なんです。それを『セレブ妻のマウントバトル』という、聞きなれた煽り文句で日本のドラマがなぞることに対し、違和感を覚えた韓ドラファンは少なくないようです」(テレビ誌記者)

【スカイキャッスル】第2話で視聴率3%以上も“急落”

 そんな賛否が分かれている様子の『スカイキャッスル』だが、8月1日放送の第2話で視聴率が急落してしまった。

「初回は平均世帯視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人4.8%と健闘。今期の民放連ドラの初回において、世帯・個人ともにトップの日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系、日曜午後9時)に次ぐ好発進でした。しかし、第2話で世帯5.3%、個人3.0%まで大幅ダウン。この日はNHK、民放ともに裏番組でパリ五輪中継もなかったため、なんとも残念な印象です」(同)

 セレブ妻役たちの華やかな劇中衣装にも注目が集まっている『スカイキャッスル』。前クールの同枠で放送された木村拓哉主演『Believe-君にかける橋-』の最終回は世帯13.2%の高視聴率を叩き出したが、今期は果たして……。