ビジネスでは脳のパフォーマンスが大事。脳が活性化できていないと頭が働かず良い考えが出てきません。冴えた脳にするための4つのポイントをご紹介します。

ビジネスでは脳のパフォーマンスが大事

役職を任されたり、後輩が増えてくるアラサー世代。指示をされるよりは、指示を出す回数の方が増えてきますよね。相手にどう伝えればいいのか、どう教えれば成長していくのか。悩む時間も多くなったのでないでしょうか? もちろん、起業家もフリーランスも自分発で考えなければならないことは多くあります。

適切な答えを導くには、頭の中でいくつもの情報を整理しなければなりません。が、頭が冴えていなければ効率も悪くなりますし、良い答えも出てきません。つまり、全ては脳のパフォーマンス次第。

それを向上させるにはどうすればいいのでしょうか? 今回は脳を活性化させる方法についてご紹介します。

脳を動かす前にウォーミングアップ

脳もスポーツと一緒で、ウォーミングアップをして温めておかないと、機能はしません。

生活リズムは一定にし、朝起きたときは必ず朝日を浴びる。太陽の光を浴びただけで脳は活動モードに切り替わります。また、手・足・口を意識して動かすことがウォーミングアップに繋がります。

しかし、手や足は通勤中に動かせても、一人暮らしの場合は、なかなか口を動かすことはありません。そんなときは、好きな本の一説を音読してみましょう。読むことと話すことが同時にできるので、脳を効率よく動かすことができます。スラスラ言えなければ、まだ働いていない証拠、と判別もしやすいのでおすすめです。

制限時間をつけて考える

何かに悩んだときは「何時まで考えて答えを出す」と自分に制限時間を設けてみましょう。テストでは限られた時間の中で答えを出さなければなりません。そのときの脳は回転数があがり活性化しています。時間をかけた方が良い答えが出ると思われがちですが、その時の脳は回転が遅くなり、良いアイデアも思いつかなくなってしまいます。

また、「時間内に終わられるのは厳しい...」と思っていたことをやり遂げると、達成感や満足感を得られます。そのときの脳の中では「ドーパミン」という脳内物質が出ています。ドーパミンとは、やる気や情報処理能力、集中力、生産性を高めてくれるカギとなるもの。脳の活性化に役立つ物質をたくさん出していきたいですね。

ただ、あまり時間に追われすぎるのはストレスとなるので、自分の体調や業務量を把握し、時間を設定してみましょう。