7. 小樽(北海道)
札幌に隣接し、札幌から日帰りでも足を運ぶことができる小樽。全長1,140mの運河に沿って石畳が整備されており、石造りの倉庫や街頭が連なる光景は小樽を代表する景色となっています。散策を楽しんだあとは、小樽運河クルーズもおすすめ。異国情緒あふれる風景を、水の上から眺めるのもいい思い出になりそうですね。
小樽随一のショッピングストリートである堺町通りには、小樽土産の定番・ルタオ本店をはじめ、ガラスやオルゴールの専門店、飲食店なども軒を連ねており、マストで訪れたいエリアです。中でも、北一硝子三号館内にある167個の石油ランプが灯るカフェ「北一ホール」は、ノスタルジックな雰囲気で40代夫婦には特におすすめ。
また小樽は、市内に寿司店が100店舗以上あり「寿司の町」としても有名。人気の寿司店「おたる政寿司 ぜん庵」は小樽運河の近くにあり、窓側の席からは石造りの町を眺めながら食事がいただけます。カウンターは高級感ある雰囲気で、お任せのコースなどもオーダーできるので、ちょっと特別感ある食事を楽しみたい時はぜひ訪れてみて。
8. 白川郷合掌造り集落(岐阜)
「白川郷合掌造り集落」は、1995年に世界遺産に登録された合掌造り集落です。江戸時代末期から明治時代末期に建てられたものがほとんどで、大小あわせて100棟あまりの合掌造りの建物が並び、今なお実際に生活が行われています。
集落内には合掌造りの飲食店や宿も複数あるので、食事をしたり宿泊をして合掌造りの暮らしを疑似体験してみるのも良いですね。日常を離れてどこか懐かしい景色に出会えるので、ゆっくりと癒されたい40代の夫婦におすすめですよ。
白川郷の観光シーズンである夏には特に多くの人が訪れますが、一面雪景色になる冬の景色もおすすめです。1月中旬~2月中旬の間はライトアップを行う日もあり、銀世界に美しくあかりが浮かびます。
9. しまなみ海道(愛媛〜広島)
広島県尾道市から愛媛県今治市までの瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を、全長約60kmの橋で結んだ道路。道路の正式名称は西瀬戸自動車道といいますが、瀬戸内しまなみ海道の愛称で多くの人々に親しまれています。
広島県の尾道市から、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島、伯方島(はかたじま)、大島と連なり、愛媛県の今治市へと続きます。生口島にある“未来心の丘”がSNSで話題の「耕三寺博物館」や、大三島にあるパワースポット「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」など、観光スポットも豊富です。
また瀬戸内しまなみ海道は、広島・愛媛両県により、自転車用道路の整備が進められてきました。レンタサイクルターミナルや、自転車&歩行者専用レーン、推薦ルートの道標の青いラインが道路に引いてあるなど、サポートが充実しています。
レンタサイクルの乗り捨てのプランを利用して、一部区間のみをサイクイングすることもできるので、アクティブ旅を楽しみたい40代夫婦にはおすすめ!美しい瀬戸内海の絶景を眺めながらのサイクリングは、最高の思い出になりますよ!