パフェは、語源となったフランス語「Parfait」の通り、味や見た目、食感などパーフェクトを期待するスイーツ界の総合芸術と言っても過言ではありません。今回は、生産地に近い島根県のご当地パフェを厳選して5選ご紹介します。

1. うどん屋さんがパフェを!?「udon dining cafe 安菜蔵(あなぞう)」(松江市)

安菜蔵のいちじくパフェ。

udon dining cafe 安菜蔵(あなぞう)は、松江の宍道湖を望む小高い丘の上にある人気うどん屋さんで、自家製麺にこだわったうどんを提供しています。ビタミン・ミネラル豊富な全粒粉で作ったこだわりの自家製麺とともに、天然出汁、うどんの具材にも自家栽培にこだわっています。

そんなうどん屋さんは、お昼の営業が終わる14時頃から、15時半にかけて、カフェとして機能しており、安菜蔵が作る素材にこだわったケーキやタルト、そして季節のパフェなどを楽しむことができます。パフェは、季節の旬の素材を使い、初夏にはメロンパフェや桃とアールグレイのパフェ、秋には栗とかぼちゃの秋色パフェやいちじくのパフェ、冬にはショコラとベリーのパフェ、春にはいちごのパフェなど、その時々でとっておきのパフェ1種類が登場します。

パフェに入っているサクサクパイやスポンジ、フルーツソースも自家製にこだわり、素材に妥協しない食べ応えのあるパフェを提供しています。フルーツを始め、素材がたくさんなのにお手軽値段で、コスパも高く、季節ごとに通って食べたくなるパフェです。

安菜蔵のいちじくパフェ(値段不明)

2. 上品な大人の喫茶店「珈琲館 京店店」(松江市)

創業40年の歴史を持つ、松江の珈琲専門店で、市内に珈琲館2店舗とウィーンの森というカフェを2店舗展開しています。中でも、松江城のお堀とつながる川辺に佇む珈琲館 京店店は、煉瓦造りの異国情緒を誘う外観となっています。店内では、クラシック音楽が流れ、落ち着いた空間となっています。

コクと苦味の調和のとれた自家焙煎コーヒーが自慢の珈琲館ですが、自家製ケーキのほか、サンドイッチやグラタンといった軽食も美味しく、モーニングも人気です。

デザートの中でも、珈琲館のモンブランパフェがオススメです。たっぷりのマロンペーストと栗の甘煮とともに、バニラアイスクリームが絶妙にマッチし、幸福感をたっぷりと味わえる逸品です。木を基調とした店内空間はテーブルライトで照らされ、ヨーロッパを思わせるような雰囲気で食べられるのも大きな魅力の一つです。

珈琲館京店店のモンブランパフェ(値段不明)