◆自分好みに作れるところが推しぬいの面白さ
推しのぬいぐるみ、略して「推しぬい」は、推し活の人気ジャンルとして確立。ぬむさんは「顔のかわいさ」にこだわって制作しているそう。
「こだわりポイントはやはり目ですね。キャラクター本来の目もいいのですが、タレ目だったり、ジト目だったり、自分好みに作れるところが推しぬいの面白さでもあります。
口元も微笑んでるのか、閉じてるのかで顔の印象は大きく変わってくるので、このあたりにこだわって作っています。
それと、髪型はキャラクターによってけっこう複雑で、たとえば三つ編みの場合は生地を3つに分けて本当に三つ編みにしていきます。推しぬいが完成したら、一緒にお出かけしたり写真を撮ったりして楽しむのが『ぬい活』です。私は推しの聖地である雷門で写真を撮りました」
ぬむさんのように、推しのぬいぐるみを自作する「ぬい活」も推し活の一つ。ライブやイベント、握手会、コラボカフェ、グッズ集め、聖地巡礼、どれも「推し」を応援する行動です。
そして、それが志摩スペイン村のような成功事例を生み出し、今では「推し活」が地域活性化や地域創生、大きな経済効果を生み出しているそう。活気がない日本経済を元気にするのは、推しを応援したいというファンの熱い気持ちかもしれません。
【ぬむ】
推しぬいクリエイター、イラストレーター。「自分だけのかわいい推しぬいを作りたい」という思いから推しぬい作りをスタートし、SNSに自作の推しぬいを投稿するやいなや大反響。フォロワーからの推しぬい作りの質問への回答も好評で、推しぬい界で今大注目のクリエイターの一人。ぬいの顔のかわいさに定評があり、“とにかく顔がかわいい”推しぬいを目指して日々制作に励む。初の著書『とにかく顔がかわいい推しぬいの作り方』が発売中。X(旧Twitter):@nuinui_mmmmmm
文/ぬむ 構成/女子SPA!編集部
【女子SPA!編集部】
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