資生堂から出ているレトロコスメ『ドルックス』を知っていますか? ?1932年の発売以来、今もフルラインで販売されているコスメブランドなんです。

その懐かしいパッケージがかわいいと、SNSを中心に人気が再燃していますが、その実力はいかに? 長年愛されるにはワケがある…その魅力を実際に試してみました!

そもそも『ドルックス』とは何?

『ドルックス(De Luxe)』は1932年、昭和7年に発売された資生堂のコスメブランド。当時は、最高級ブランドで知られた資生堂の中でも、高級ラインとして、とても高価なアイテムだったそう。

ブランド名もフランス語で高級を意味する「de luxe」からとっていて、海外の化粧品と比べても負けないようにと、パッケージも洗練されたものに。洋風のデザインが発売当時は話題の的だったそうです。以来、80年以上にわたって女性たちに愛されてきたというからスゴイですよね。では、早速気になるアイテムをチェックしていきましょう。

『オードルックス(ノーマル)』は使い勝手のいい化粧水

■ドルックス オードルックス(ノーマル)150ml¥600

通称・紫水。ボトルが紫なのではなく、化粧水そのものが淡い紫色をしています。古めかしい美容院の香りというか、おばあちゃんの香りというか…独特の匂いがあり、これは好みが分かれるところかも。

使い勝手は、さらりとしていてさっぱりとした使い心地なので、ブースターとしてや拭き取り化粧水として使うとよさそう。昔からある製品だけに、入っている成分も割とシンプルなのが好印象。

『オーデュベール』は日焼け後のほてりを鎮める収れん化粧水

■ドルックス オーデュベールN 150ml¥800

収れん化粧水なので、本来は日焼け後の肌のほてりを鎮める用なのですが、メイクの最初の拭き取り化粧水として使う人も。

小鼻の毛穴対策に効果があると口コミで広がり、毛穴対策として使っている子も。石けんとエタノールを混ぜたような香りがなんともレトロ。

こっくりとした乳液『レーデボーデ』で乾燥知らず

■ドルックス レーデボーテ(しっとりタイプ)乳液 150ml¥600

しっとりタイプとさっぱりタイプがあり、しっとりタイプはかなりのこっくり感。乾燥しやすい冬場も、しっかりと保湿できそうな安心感が。その保湿力から、ハンドクリームがわりに使う人も。

ジャスミンの香りが独特ながら、指滑りもよいのでマッサージクリーム替わりにしてもgood!

ほてり肌用乳液は『フレーシュボーテ』

■ドルックス フレーシュボーテN 150ml¥800

日焼けや雪焼け後の肌をみずみずしく整える乳液。公式HPではジャスミンの香りと記載がありますが、実際にはレモンのような印象で、割と好き嫌いが分かれる『ドルックス』シリーズの中でも、万人受けしそうな香りです。

実際に手に取ってみると、うすーい緑色をしています。ベタベタしておらず、すーっと広がって、肌に溶け込んでいく印象。

収れん乳液のせいか、すっきりと爽やかな塗り心地です。乳液はべたつくから…という人や、さっぱりと使いたい人にはぴったり。