◆勝手に家に来て、寝室でくつろぐ子も…
さらに、加子さんが思わず叫んでしまった衝撃の出来事が。
「息子が習い事で公文に行っているのですが、近所なので一人で行かせているんです。ある日、息子は公文で居ないはずなのに、私たち夫婦の寝室から音がして。
怖くてビクビクしながら扉を開けたら……息子のクラスメイトのB君が、私のベッドに座りながらテレビを観ていたんですよ」
家の中に自分だけしか居ないはずと思っていた加子さんは、思わず「ひゃぁ!」と叫び声を上げます。
「B君に、どうしてここに居るのか聞いたら、『だって、入れてって言ったらダメって言うでしょ?』と。あの時は頭の中が真っ白になりましたね。普通は人の家に勝手に入らないですよね。B君には、よその家に勝手に入るのは絶対にだめだと伝えました」
◆誰の家の冷蔵庫なのかな…?
さらに、他の友だちにも困り果てているとか……。
「息子のクラスメイトのC君は、遊びにくるとすぐに『ねえ、ぼくお腹すいたんだけど』と言ってうちの冷蔵庫を開けるんです。覗いてみて何も食べたいものがないと、『何か美味しいものないの? ないなら買ってきてよ。僕、待ってるから』と。もう、どうしたらいいのでしょう」
C君への対応にも困ってしまった加子さん。さらにその言葉を聞いた息子が「いいよ。僕が買ってくるよ」と続けます。加子さんはそんな息子の発言にもモヤモヤしてしまったそう。
「常識を知らない子どもが多すぎるような気がします。息子の友だちにもいけないことはいけないよと、伝えるようにしていますが……。『自分の家じゃないんだから、少しはお菓子が出てくるまで我慢しなさい』とか、『よその家の冷蔵庫は勝手に開けないんだよ』、『お友だちの家に勝手に入らないよ』『わがまま言わないのよ』とか言いながら、なんだか変な感覚になります」